プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2004年03月30日

谷川K-1の楽しみ方

Posted by JS at 11:41 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

040330K1.gif ドリフ特番以上の視聴率を叩き出した3.27 K-1さいたま大会だが、ネット上の反応などを見ると、すこぶる評判が悪い。
 とくにサップの消化不肖だった試合と、メインの曙の反則にはブーイングもののようだ。私は逆にハナから期待していなかったせいか、そこそこ楽しめた。

 そもそもサップの試合なんかはどれも面白くない。ことガチンコの試合になると、負けることでいまの地位から転げ落ちるのがよっぽど怖いのか、とにかく突進あるのみになる。初期のサップは「負けて当然。でも体のデカさとパワーに任せて思いっきりぶつかっていく」なんて感じだったから、ノゲイラ戦やホースト戦は面白かった。そして、それがサップの魅力だった。いまのサップは「負けられない」立場なのだから、面白くなくて当然だ。

 そして曙。あの体型でK-1の試合をまともにやるほうが無理な話だ。いくら一生懸命練習して、体重も落としたと言っても、K-1ルールでメインを勤めるのは無理があるだろう(だから相撲技を取り入れた特別ルールを採用したり、S-1なんていう相撲部門まで作ったんじゃないの?)。まして相手が武蔵。武蔵が曙にローキックを連発して、曙を潰すような試合ができるK-1ファイターだとは思えない。しょっぱい者同士で対戦したところで、いい試合になるはずがないだろう。

 だから私は曙の暴走と、試合続行不可能のところを無理矢続行させたという“イレギュラー”な出来事があっただけで、あの試合は十分だと思っている。曙は試合や技術で魅せることができないのだから、暴走くらいして丁度いい。

 いまのK-1はかつての“勝負論重視”のK-1ではない。フグやバンナが見せてくれた感動のドラマやドラマチックなKO劇は見る影もない。いまのK-1は世界ビックリ人間を集めて、何かハプニングが起こることを楽しむものだと私は思っている。
 勝負論は二の次だから緊張感もない。だから会場で観たいとは思わない。ボンヤリ家のテレビで見ながら、乱闘やハプニングが起きたら「いいぞー、やれやれ〜」と喜ぶ。私はそういう楽しみ方をしている。K-1はやたら視聴率が高いが、みんな何を期待してK-1を見ているのだろう?

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif