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›2004年06月15日

スゴイ本を読んだ。現実は想像よりもずっと悲惨で残酷なものだ

Posted by JS at 03:31 / Category: テレビ・本 / 0 TrackBack

Miyajima-in-Iraq.jpg 書店を探しても見つからなかったので、Amazonに注文しておいた『不肖・宮嶋inイラク—死んでもないのに、カメラを離してしまいました。』(アスコム)が届いた。
 カメラマン宮嶋茂樹氏の“不肖・宮嶋”シリーズは、毎回食い入るように読んでいる。フリーのカメラマンとして、現場の最前線から被写体をシュートする宮嶋氏の写真、そして文章からはリアルな緊張感が漂っている。それに「カメラマンである以上、どんな場面であってもシャッターを切る!」という、徹底したプロ根性が好きなのだ。
 今回の本はイラクの最前線で撮影した写真を集めた本のため、文章よりも写真集のような作りになっていた。中には直視するのが辛い写真もあるが、それが戦争の現実。日本の新聞やTVで見るものなど、全然緩い。いくら残酷で悲惨でも、こういう現実を伝える写真こそが報道写真というやつなのだろう。

 何よりリアルだったのが、今まで何度も戦場の最前線で写真を撮り、常に「死んでもカメラだけは離さない!」と言い続けてきた宮嶋氏が、バグダッドではカメラを投げ出して逃げたということ。これだけで十分バグダッドが悲惨で恐怖の場所だったことが分かる。

 それと、宮嶋氏の文章からは、毎回フリーランスとしての覚悟を感じる。私なんかとは職種もレベルも全然違うけど、毎回フリーランスとはどうあるべきかということを考えさせられる……

不肖・宮嶋inイラク—死んでもないのに、カメラを離してしまいました。−Amazon.co.jp

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