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›2004年07月16日

『格闘技&プロレス 迷宮Xファイル』を読んだ

Posted by JS at 19:21 / Category: テレビ・本 / 0 TrackBack

kakutou3_l.jpg 芸文社から発売された『格闘技&プロレス 迷宮Xファイル』を読んだ。
 内容はマット界が封印、タブーにしてきた試合や事件に関して、有名プロ格ライター陣が“舞台裏”の真実を綴ったもの。ん? コレとかコレと同じようなものかな? とも思えるが、まぁ上記2冊が出版されてからはだいぶ経っているし、『迷宮Xファイル』のほうがより細かく、かつ“ハッキリ”書いてる。
 ただなぁ……この本は芸文社さんから出ているんだけど、制作は『ゴン格』でお馴染みのアッパーだし、中は現役プロ格マスコミでは有名なライターさん達が実名で書いている。そういう人達が大っぴらに「アングル」とか「ヤオガチ」なんていう言葉満載で、暴露本を作っちゃうっていうのは、個人的にはあまり好きじゃないんだよなぁ。何というか、こういう本は堂々とやるより、もっと怪しくコソコソやってほしいというか……

 いやいや、今はそんなのすっごい古い考えだっていうのはよく分かっているし、下手に隠すよりかはハッキリ書いちゃったほうがいいとは思う。ただ1人の作り手として、いわゆる暴露本はあまり作りたくないかなと。嘘か誠は分からない“東スポ的”な怪しさのほうが好きだな〜と。
 私がコレとかコレを作った頃は、あえて“核心”(ヤオガチとかアングルとか)の部分には触れずにギリギリの部分までを書いてもらった。その方がプロレスっぽいと言うか、ドロドロした感じがなく、読後の後味がよかったからだ。それでも当時は、ライターさん達から「実名は出さないで!」と言われ、ならばと「プロレスマスコミ精鋭チーム」なる、いかにも怪しそうな人達が書いたようにした。それでも何人のライターさんに断られてしまったものだが、今は堂々と実名で書いて、作っちゃえるんだなぁ。それがいいのか悪いのかは分からないけど……

 ただ、そういった個人的な思いを差し引いても『迷宮Xファイル』は、「へぇ〜、知らなかった」というトリビア的な部分もあって、結構楽しめた(マニアの方はみんな知っている事なのかも知れないけど)。
 そういえば小川直也と山本宜久の因縁とかあったなぁ〜。今は二人ともPRIDEに上がっているけど、まったく話題にならないんだから、時代は急速に進んでいるんだなぁ。

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