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›2004年08月30日

映画『DOGVILLE』は気分がブルーなときに見ないほうがいい

Posted by JS at 03:18 / Category: つぶやき / 0 TrackBack

DOGVILLE_DVD.jpg 久し振りに(レンタル店でDVDでも借りて)映画でも見ようと思い、近所のレンタル店に行ったものの、超大作揃いの新作コーナーにはあまり見たいものがない。ハ○ー・○ッターとかロー○・オブ・ザ・○ングといったものは私は苦手なのだ。そんな中、すっごい目立たないところに『DOGVILLE』を発見。
 『DOGVILLE』は超話題作ではないものの、何かのTVで「セットがほとんどなく、スタジオに白線で家や道が描かれている」「役者はパントマイムのようにドアを開けたり閉めたりの演技をしている」「監督が『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の監督なので内容が悲惨」「役者が“もうあの監督とは二度と仕事をしたくない”とボヤいた」といった情報を見て、もの凄く興味を持った。結局、劇場公開時には見る機会がなかったので、こいつを見る事に決定!
 で、見た感想だが……(注:この先、ネタバレってほどネタバレはしていないが、見たくない人は「Continue reading……」を押さないでください)

 セットがないってことでビジュアル的には異様な雰囲気だが、逆に役者の演技やストーリーにグイグイ引き込まれる。だが、そのストーリーが進むにつれてドンドン不快になっていく。自分も含め、人間の弱さとかをまざまざと見せられているようで、何か不快な気分なのだ。
 結末はドンデン返しで不快な思いをして見ていた分、溜飲が下がる思いなのだが、あまりに悲惨かつ残酷な結末なため、どこかスッキリしている自分に対し、自己嫌悪に陥りそうになる。まぁ監督はいろいろな思いがあって、この映画を撮ったと思うので、見た人によって感じ方も違うと思うのだが……
 「映画=娯楽作品」を見たという気がしない。寧ろ、重いテーマを扱った舞台劇(のVTR)を見た感じ。それだけに見応えはあった! ただし、気分がブルーなときには見ないほうがいいだろう。3時間近い映画にも関わらず、飽きることはないし、決してつまらない映画とも思わないのだが、「あー、面白かった!」とも思えないし、「何度でも見たい!」という気にもなれない。何だか不思議な映画だった。

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