プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2004年11月09日

便利だし、利点も多い電子書籍だが、まだまだ問題点も多いなぁ

Posted by JS at 14:48 / Category: ネットで発見 / 1 TrackBack

電子書籍は、なぜ飛躍できないのか〜立花隆氏講演(ITmediaモバイル)

 出版界の人間として電子書籍は気になっているのだが、やはりまだ世間に浸透していない気がする。私はPDA(CLIE)に入れて何冊か読んだことがあるが、まぁまぁ便利だ。書籍はやっぱり持ち歩く際に嵩張るし、自宅に置いておくのも場所を取る。一度読んでまぁまぁ面白かった本なんかは、一応取っておくが、しばらくすると「邪魔だなぁ。もう読まないか」と思い、ブック○フに売ったりする。ところが、何年後かに突然読みたくなったり、仕事で必要になったりして、売ったことを後悔することもある。そういう点でも電子書籍は便利だ。保存も場所を取らない。
 しかし電子書籍用の専用端末は、立花隆氏が「価格、読みやすさ、スピード(動作の反応速度)いずれも問題がある。デザインも、もうひとつという感じ。持っていて得意になるほどではない」と語る通り、電子書籍を飛躍的に伸ばすキラーデバイスになっていない。私も近所の書店でΣBookを触ってみたが、どうもイマイチで、「ほしい!」とまでは思わなかった(価格も高いし)。ケータイやiPodで読むという方法もあるが、小さな画面では、正直あまり読む気にならない。PDAだと画面もそこそこ大きいし、電子書籍を読んでいて意味の分からない単語とかが出てきたら、さっと辞書で調べられたりできるのがいい(ぜひ専用端末にも各種辞書を内蔵して、ぱぱっと調べられる機能を標準で搭載してほしい)。ただ、現在はPDA自体があまり売れていない……
 私が過去手がけた書籍で絶版になったものがいくつかあるのだが、著者や読者から「もう重版しないの?」とか「文庫化しないの?」と言われることが時々ある。書籍で結構人気があったものでも、年数が経つと、もう重版せずに店頭在庫販売のみというものが多い。文庫化してくれればまだいいが、文庫はあまり儲けが出ないので、印刷代のことなんかを考えて小さな出版社では文庫化しなかったりする。電子書籍ならば、そんなにコストもかからないと思うので、多くの出版社が電子書籍を当たり前のようにやるようになってほしいなぁ〜

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif