前田がプロレス界に復帰
「本当のストロングスタイルを作る」(スポーツナビ)
PRIDEでヒョードルやノゲイラが活躍すればするほど、「前田には先見の明があった」「リングスは凄かった」と再評価されてきた日明兄さん。リングス活動休止後は表舞台から遠ざかっていたが、最近になり、“御意見番”として専門誌にちょこっと出てきたり、第二次リングスの話も出てきていた。
そして、ついに日明兄さんが動き出した! とはいえ、第二次リングスのような格闘技系ではなく、元新日本プロレス取締役にして、現『BIG MOUTH』社長である上井氏のスーパーバイザーに就任し、3月旗揚げ予定の『BIG MOUTH』が主催するプロレスイベントに協力するとのこと。
上井氏のスーパーバイザーとして、具体的に日明兄さんが“プロレス”のイベントにどう絡むのかは分からないが、「自分は選手を育てる気はない。選手を連れてくるだけ」と語っていることから、どうやら“有能選手(原石)の発掘”がお仕事のようだ。
長井や成瀬、坂田など前田道場門下生が現在プロレス界で頑張っているが、ロシアやブラジルから日明兄さんが“発掘”してきた選手は、プロレスよりも明らかに格闘技向きばかり。常々「プロレスラーが最強でなくてはならない」と公言する上井氏だけに、この辺をプロレスイベントでどう活かすのか、上井氏の手腕も問われるところだ。
例えばヒョードルやノゲイラみたいな選手(格闘家)にプロレスをやらせるのは無理があるし、「前田が連れてきた選手」という触れ込みなのに、とんだ一杯食わせ者だったり、プロレスラーと“なんちゃってバーリトゥード”をやらせるようなことになれば、せっかくの前田株も大暴落してしまう。日明兄さんがどんな選手を連れてくるかで、“本気度”も分かるし、猪木(新日本)やハッスルがどう出るかも楽しみだ。
「前田日明」というキャラクターや知名度は停滞しているプロレス界にとって、十分起爆剤になる。ただ話題性として名を連ねているだけでなく、日明兄さんのアイデアと存在感が活かされるようなイベントになることを期待したい!