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›2005年01月25日

PSPのボタンを押しても動かないって? 仕様なんだから使い方が悪い!

Posted by JS at 14:01 / Category: IT・デジタル / 0 TrackBack

「それがPSPの仕様だ」、久多良木SCE社長がゲーム機不具合騒動を一蹴(nikkeibp.jp)

 ボタンの位置は左右対称なのに、本体内部でボタンが押されたことを検知する部分の位置は非対称なため、ボタンを押しても画面が時に反応しないことがるらしいPSP
 ゲームなのにボタンを押しても反応しないなんて致命的のような気がするのだが、SCEの久多良木社長曰く、ボタンを押しても画面が動かないことがあるのは、あくまでも使い方の問題らしい。ボタンの位置と内部の検知する部分がズレているのは“不具合”ではなく、“仕様”だと言い切った。

「ボタン位置も狙ったもの。それが仕様。これは僕が作ったもので、そういう仕様にしている。明確な意思を持っているのであって、間違ったわけではない。世界で一番美しいものを作ったと思う。著名建築家が書いた図面に対して門の位置がおかしいと難癖をつける人はいない。それと同じこと」

 ボタンの位置と内部の検知する部分をズラすことに何のメリットがあるのだろうか? そうすることによって、何か新しいゲームの遊び方みたいなものを提供できるのか? 明確な意思を持っているそうなので、ぜひその辺を説明してほしいのだが、どうも「そういう仕様にしたから、ソフトメーカー側はそれに合わせたゲームを作れ」と言っているようにも取れる。 
 久多良木社長という人は、これまでもソフトメーカーやユーザーの声に右顧左眄しない姿勢を貫いてきたそうで、世界初にチャレンジする技術者がソニーグループに少なくなったことにイラだっているそうだ。確かにソニーの製品というのは、良くも悪くも独創的で最初のうちは「う〜ん、これってどうなの?」と思うものも多いのだが、時間が経つにつれ、高い評価を得たりする。その辺がソニーの魅力だったのだが、確かに最近はそういった「ソニーらしい」製品が少なくなってきたような気はする。
 そういう点では、いまは酷評されているPSPが、時間が経つにつれ評価が上がっていくことは十分あると思う。ただ、ボタンを押しても動かないことを、「僕が作ったんだから間違いない! 使い方が悪い!」って言い切っちゃうのはどうだろうか? こういうことを言うことが、そもそもソニーらしくない気がするのだが。

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