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›2005年02月16日

上井プロレスにビッグネームが次々参戦表明! 期待と不安が膨らむぜ

Posted by JS at 00:13 / Category: 【プ】BML・UWAI STATION / 2 TrackBack

長州vs柴田が正式決定 長州「オレは捨て石にならない」(スポーツナビ)

050215Choshu.jpg ビッグマウス主催のプロレスイベント(上井プロレス)の旗揚げ戦に長州力の参戦も決定した。相手は“前田イズム最後の継承者”を狙う柴田。
 長州と前田の因縁を考えれば、確かに面白いカードとも思えるが、長州の引退試合(98年1月4日)に前田が激励に駆けつけたりして、すでに両者のあいだには因縁がないのは承知の事実。そう考えると、今さら長州vs前田の図式で売られてもなぁという気がしないでもない。

 長州は専門誌のインタビューで年内に小さいながらも団体を作る(リキプロ+アパッチ?)ことに意欲を燃やしており、そのためにも新日本だろうが、ハッスルだろうが、「自分のスタイルを貫き通す」ことができるリングであれば、どんどん上がっていく。それだけに上井プロレスへの参戦は別に驚くことではない。上がる舞台が増える分には(しかもそれが大きな舞台であれば尚更)、長州(リキプロ)側には十分メリットがある。逆にビッグマウス側としては、長州と前田がそろい踏みというメリットは多少あるだろうが、ビッグネームをどんどん増やすというのは、それはそれでデメリットもあるだろう……

 長州、前田、柴田、天龍、健介、K-1勢、そして前田と“いまだに”因縁深い鈴木みのるまで参戦を表明(前田はプロデューサーとして。さらに猪木の招聘にも意欲的)。現時点でもかなりのビッグネーム揃いだ。これだけのビッグネームはいい時の新日本や、資金源にゆとりのあるハッスル(DSE)でもなかなか揃えられるメンバーではない。しかし、過去の歴史からいってビッグネーム揃いの興行はなかなか成功しない(SWS、橋本ZERO-ONE、WJほか)。また、これだけのメンバーだとワンマッチ契約だって、相当の金がかかるのが容易に想像できる。1有限会社のビッグマウスだけでは当然できない興行になるだろう。
 だからこそ地上波のゴールデンタイム放送(=多額の放送権料)が必要ということか。旗揚げ戦の予定を当初の3月から4月半ばに延期してでも、地上波TV放送にこだわって交渉を続けているのではないだろうか。地上波でのレギュラー放送や、ビッグなスポンサーでもつかない限り、上井プロレスの定期開催はかなりキツイと思われる。

 また、「ビッグネームが次々参戦表明!」とは書いたが、現時点で“参戦決定”と発表されているのは長州と柴田だけだったりする。ほかの選手は「上井さんがやるなら協力したい」「面白そうなリングなら上がってみたい」といったような発言はしているが、正式に参戦決定には至っていないのだ。それに、専門誌などでも意外と上井プロレスに関して具体的な話をするレスラーは少ない。それは、恐らく本当に上井プロレスが旗揚げできるかどうかが、まだ分からないからではないだろうか?
 上井プロレスには期待しているし、本当にそんな夢舞台が実現するなら参戦したいのは山々だと思うのだが、その船がいつ沈むか分からないような泥船では乗るのは難しいだろう。それにファンに期待させておくだけさせておいて「ダメでした」なんてことになったら、それこそ「プロレス全体が危ない!」と思うはずだ。フリーのレスラーなら余計にそういうことまで考えて、安易に「参戦します!」とは言えないのでは……
 とにかく上井プロレスの具体的かつ、明るい未来が見えそうな全貌が明かされる日が、1日も早く来てほしいものだ。

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