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›2005年02月21日

あなたは乗れるか? 第三世代時代を作るためのダブルタイトル戦

Posted by JS at 02:30 / Category: 【プ】新日本プロレス / 1 TrackBack

小島が勝利! IWGPが全日本へ流出
中邑が奪回へ猛アピール
(スポーツナビ)

 PRIDE.29と同日開催となった新日本プロレス両国大会。ただの両国大会じゃないのは、メインが史上初のIWGPと三冠ヘビー級王座のダブルタイトルマッチという点。新日本と全日本という老舗団体が管理する、日本プロレス界が誇る二大ビッグタイトルが、ついに賭けらる時が来たわけだ。
 ……が、しかし! そのダブルタイトル戦を争うのが、天山(IWGP王者)と小島(三冠王者)という二人なのが、どうも盛り上がりがイマイチ欠ける部分だった。何せ、小島は元新日本の選手であり、両者は元タッグパートナー。これでは、新日本vs全日本の頂上対決というシチュエーションがビシッとハマらない。IWGPはかつてレッドブル軍やUインターに流出したことがあるとはいえ(三冠もZERO-ONEに流出したことがあるけど)、永遠のライバル団体である全日本に流出したというのは、ひと昔前だったら大事件だったんだけどなぁ……

 とはいえ、試合は59分49秒という最近では珍しい長期戦で、かなりの激戦だったようだ。「天山の名勝負は何?」「小島の名勝負ってどの試合?」って聞かれると、今まではパッと思い浮かぶものがなかった。この辺の存在感の薄さ・歴史の軽さがいわゆる“第三世代”の弱味だったような気がする。
 第三世代はすでに全盛期は過ぎてしまった感はあるものの、全日本にはまだエースと名乗れるほどの若手はいないし、新日本の中邑&棚橋はエース寸前まできているが、やはりまだ(あらゆる意味で)軽い。ここはひとつ狭間の世代であった第三世代にスポットを当てて、短いながらもひと時代築こうというのが、両団体共通の思惑なのかもしれない。そのためにもダブルタイトルというハクや、名勝負は必要不可欠だ。

 新日本に対して半ば諦め、史上初のダブルタイトル戦にもイマイチ乗れないファンが、この「第三世代時代」の乗れるかどうかは分からないが、鶴藤長天世代、闘魂三銃士&全日本四天王世代に続き、第三世代にも「短かったけど、彼らも確かにいち時代築いたよなぁ〜」と思わせるような活躍をしてほしいものだ。
 そういう世代を“踏み台”にしてこそ、新世代が作る新しい時代に重みが出てくるだろうから……

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