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›2005年02月22日

「59分49秒、KO勝ち」による小島のIWGP奪取はアクシデントの賜物?

Posted by JS at 00:50 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 ターザンカフェでターザンさんが、20日の新日本・両国大会での天山vs小島のWタイトル戦が「59分49秒、KO決着」に終わったことについて、本来は60分フルタイム引き分けというブックだったのが、天山がアクシデント(脱水症状)に見舞われたせいで動けなくなり、和田京平レフェリーの判断によってKO裁定が下されたのではないかと推測していた。

 確かにプロレスなのに、残り11秒の時点でKO決着というのは何かおかしいような気もする。とはいえ、本当に新日本が「フルタイム引き分け」なんていうブックを書いていたら、それこそ会場は暴動になっていたかもしれないし、新日本ファンはつくづく愛想を尽かしていただろう。そういう点では、アクシデントにしろ、残り11秒でKOという練りに練られたブックだったにしろ、新日本は崖っぷちで救われたと思う。
 全日本的にもアクシデントなのか、新日本との交渉で「こっちにIWGPを持たせてもらう」ことを勝ち取っていたのかは分からないが、IWGPという餌を手に入れたことで、「新日本にいいように使われる」だけということはなくなった。それに武藤、川田に比べて一枚落ちる感は否めない小島が、四冠になったことで、ようやく“全日本のエース”を名乗れる。武藤社長もほくそ笑んでそうだ。
 一方、新日本も正規軍vsBNJや世代闘争、正規軍の仲間割れと、どうもパッとしないテーマばかりだったが、他団体から至宝奪回というのは、おいしいシチュエーションだ。価値が落ちまくっていたIWGPも、これで少しは持ち直すかも? 早速細かいことに難癖を付けたりして、今後の交渉(=いつまで小島にIWGPに持たせるのか、誰にIWGPを返すのか)をやりやすいようにしているようにも思える。もしかしたら、「そちらにIWGPを持たせたのだから、こっちの選手に三冠を一回くらい持たせてくれ」という話も出てくるかもしれない。

 小島が史上初のIWGPと三冠の四冠王(統一王座ではない)になったことで、低迷しているプロレス界が息を吹き返すかどうかまでは微妙だと思うが、もしアクシデントでのIWGP流出なら、暴動を避けられただけでも儲けもの! どうにかこれをキッカケにして、両団体でいい方向に転がしていってほしいものだ。

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