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›2005年02月27日

カンセコ本で話題! TVで見たステロイドを注射する衝撃シーン

Posted by JS at 18:21 / Category: テレビ・本 / 1 TrackBack

050227Bankisya.jpg 日本テレビの『真相報道 バンキシャ!』で、元メジャーリーガーのホセ・カンセコが出版した『JUICED』を取り上げ、筋肉増強剤(ステロイド)の特集が放送されていた。
 『JUICED』は“薬漬け”という意味で、カンセコをはじめ何人かのメジャーリーガーがステロイドを使っていることを暴露した本。メジャーリーグに限らず、スポーツとステロイドは切っても切り離せない問題である。それはプロレスや格闘技の世界も含めてだ。

 シュート活字のタダシ☆タナカさんも『サイゾー』などで書いていたが、プロレスラーや格闘家でもステロイドを使用している選手はいるだろう。当然使用していない選手もいるわけだから、ステロイドを使用している選手とナチュラルの選手が対戦するのは、明らかにフェアではない。それにステロイドは様々な副作用があり、選手生命(また生命そのもの)を縮めるという意味でも使用してほしくないというのがファンとしては正直なところ。
 しかしプロとして生き残っていくためには、“魅せるカラダ”が必要な部分もあるだろうし、いまブームの格闘技の世界では、1選手が活躍できる期間はほんの僅かだ。その短い選手生活の中で“結果”を出す(=稼ぐ)ために、そういうものを使わないとならない事情というのもあるだろう。それを考えると、いきなり「ステロイドは絶対ダメだ! 全面禁止だ」とした場合、闘う場を失う選手も出てくるだろうし、我々が見たいカードが永遠に実現しなくなることだってあるかもしれない。それに夢を売る世界でもあるので、多くのファンが失望して離れていくだろう。

 とはいえ、番組で見たアメリカの若者が手慣れた様子で尻にステロイドを注射するシーンや、動物用のステロイドを簡単に薬局で購入するシーンは衝撃的だった。私たちが知っているアノ選手もこんなことをやっているのか、とは思いたくないものだ……。
 プロレスラーのブッチャーさんを取材した際、言っていたが、「クスリでカラダを作るのもプロの仕事と考えるのは勝手だが、即席の筋肉と引き換えに何かを失っているかもと考えるべきだ。私はステロイドを使わなかったからこそ、40年以上もレスラーとしてやってこれた」という言葉が実に印象的だった(自伝でも詳しく書かれているので、興味のある方は一読あれ)。

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