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›2005年02月28日

ネット上からまたも新ヒーロー誕生!? その名はtarecyan

Posted by JS at 13:54 / Category: ネットで発見 / 0 TrackBack

 便利だけど、問題も多いといわれるYahoo!オークションにおいて、自転車操業師(チャリンカー)なる者が多数存在していたのをご存じだろうか? チャリンカーは人気の商品を手元に商品がない状態で市場価格より安く出品し、その商品が落札されて落札者から代金が入金されると、そのお金で商品を購入して発送。代金の不足分は新たに商品がない状態で出品して賄う、これを繰り返す者のことをいうそうだ。大抵のチャリンカーはある程度、商品を発送して評価欄に「いい出品者」の評価をつけてもらい、落札者を安心させたところで大量に出品。多額の入金があったら、そのまま商品を発送することなくトンズラしたりするので問題になっていた。
 そんな中、Yahoo!は今年1月にこの手の出品の禁止を発表。これを受けて、あるチャリンカーが商品未発送状態の落札金額(つまり負債)が1億円を超えた状態で、今後商品を出品すること(=自転車操業)ができなくなった。当然トンズラするか、自己破産するかしかないわけだが、何とこのチャリンカーはどちらの道を選ぶことなく、「1000円のメルマガを10万人に買ってもらい、その売上1億円を返済に充てる」と豪語し、話題になっているらしい。

 その強者の名は「tarecyan(タレちゃん)」と言い、彼はゲームボーイアドバンス、iPod、PSP、ニンテンドーDSなどを定価の“6割〜半額”の値段で出品し、落札されたらそのお金で商品を“定価”で購入し、落札者に発送していた。商品の納期はチャリンカー特有の「落札から3カ月前後」なのだが、タレちゃんがスゴイのは、納期が来ると落札者に「定価での返金」と「商品を発送」どちらか選択させていたという部分。手元に資金がないときや、品薄状況が続いているiPodやPSPなんかは、3カ月くらいでは入手することもできず、当然落札者は「定価での返金」を求める。つまり半額の値段で落札した人は、お金(落札額)を3カ月タレちゃんに預けておくと、倍になって返ってくるという状態になっていたのだから、これが話題にならないわけがない。
 当然の如くタレちゃんの負債は増えていく一方で、ついには1億円を超えてしまったというわけだ。にも関わらず、彼は現在もコツコツ落札者に対して返金を続け、BOOKTERMINAL Blogなるブログサイトで返金状況を報告している(返済するお金はどこから捻出しているのだろうか?)。

 とにもかくにも、このタレちゃんなる人物、なかなか強烈なキャラクターの持ち主のようだ。詳しくはtarecyanまとめサイトのほうで見ていただきたい(とくに資料集は必見!)。
 もしかすると、タレちゃんは『電車男』とはまたひと味違う、ネット上から生まれたヒーローになるのかもしれない……

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