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›2005年03月04日

K-1が改めて立ち技の世界最高峰を目指すため、環境を整理!

Posted by JS at 19:10 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

K-1 JAPANを大改革! 世界GPに吸収 谷川氏は選手総入れ替えも示唆(スポーツナビ)
K−1世界戦略、「K-1 FIGHTING NETWORK」を新設(スポーツナビ)

 K-1が昨年以上の“原点回帰”を実行するため、環境をぐわっと整理した。
 イマイチ不評だったK-1 JAPANを一時“封印”し、JAPAN勢は世界各国で開催されるワールドGPにそれぞれ振り分けられるようだ。これに伴い、日テレでのK-1中継がなくなり、ワールドGPシリーズはフジの独占中継となる。また、6.14広島は一応K-1ワールドGPの「JAPAN大会」となるようだが、そこにはGRABAKの郷野や元新日本の柴田らといった“変わり種の新鋭”を投入していきたいとのこと。
 また、FEGがライセンス契約を結んだ小中規模の格闘技大会(立ち技だけでなく、総合も含む)には、「K-1 FIGHTING NETWORK」という冠が付けらることに。そこで“掘り出し物”の選手が見つかったら、ワールドGPへ送り込むそうだ(出場した選手とは独占契約を結ぶ)。つまり「K-1」という冠が付いたあらゆる格闘技大会で勝ち上がっていくと、最終的にはワールドGP決勝へ辿り着くような仕組みとなった。

 なるほど、分かりやすくはなった。フジで放送されるK-1はすべてワールドGP関連(立ち技の王道)で、TBSで放送されるK-1はMAX(中量級)とDynamite!!(お祭り)ということだ。
 ビッグマウスが総合部門『HERO'S』を立ち上げたことで、「立ち技での原点回帰」を目指すにはお荷物(?)になっていた総合部門は、ビッグマウスに“委託”というカタチになり(谷川Pは総合部門からは「一時撤退」という言い方だったが)、さらに先日も書いたが、谷川Pが常々「プロレスのW-1もいずれまたやってみたい」と言っていた通り、プロレス部門のW-1もビッグマウスへの“委託”というカタチで復活できた。

 パッと見、K-1の環境は整理され、FEGは立ち技のK-1に専念したように見えるが、ビッグマウスが主催する総合やプロレスにもK-1(FEG)の息がかかっているのは誰の目から見ても明らか。「自分のところでやりたいのは山々だけど、そこまで手が回らないから、総合部門やプロレス部門はビッグマウスに委託しまーす。KIDとかBJペンとか、総合向きの選手も大金叩いて契約してるんで、ぜひ活かしてやってくださーい」というようにも見える。
 とはいえ、別にそれが悪いことだとは思わない。ビッグマウスだってスポンサー(=FEG)が付かなければ、せっかく前田日明というビッグネームを担ぎ出したのに何もできないわけだし、地上波TVだって付かなかっただろう。上井氏と日明兄さんには、FEGの資金と素材を使って存分に面白いことをやっていただきたい!
 心配なのは1点だけ。万が一興行が思ったより振るわなかったり、ケンカ別れなんかをした場合、せっかく上井氏の人柄とバイタリティ&日明兄さんの人気とネットワークで耕した環境やシステム(=オイシイ部分)だけを持っていっちゃうようなことだけはしないでほしいなぁ(すでにFIGHTING NETWORKとかMEGA BATTLEとか使っているけど)。

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