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›2005年03月09日

無所属・川田戦が小川に向け、グラウンドテクニックを披露!

Posted by JS at 14:05 / Category: 【プ】ハッスル / 0 TrackBack

050309_Kawada1.jpg 昨日、記者会見を行い、正式に全日本プロレスを退団してフリーとなった川田利明が(川田曰わく卒業して無所属)、3.18『ハッスル8』での小川直也戦に向け、本日都内のジムで公開練習を行った。
 川田は同じく全日本を退団した石狩太一と共に現れ、まずは念入りに柔軟体操。するとフッとジム内にあったテレビに目をやる。何とそのとき、偶然にもテレビにはお昼の某番組にゲスト出演していた蝶野の姿が……。

 しかし、そのことにはとくに触れることもなく、柔軟を終えた川田はサンドバックに向かい、掌底やキックを放っていく。続いて石狩にキックミットを持たせて、強烈なローキックを連打。最後にはしっかり石狩の胸元にキックを入れるという“お約束”まで!
050309_Kawada2.jpg 続いてマット上で川田は素早いタックルからマウントポジションを取り、石狩の顔面に掌底を打っていく。それを何度か繰り返すと、今度は石狩がタックルを放ち、それを正面から受け止めるとそのまま回転して、石狩の首を絞め上げる。これには「お、スピニング・チョーク!」とマスコミ陣からも驚きの声が! 続いてタックルを切ってからの腕ひしぎ逆十字を見せ、石狩がタップしてもなかなか離さないという、これまた“お約束”で公開練習を終えた。
 三沢と同じく、足利工業大学付属高校のレスリング部出身で、かつてゲーリー・オブライトや高山と「UWFっぽい試合」をしたことのある川田だが、こういったグラウンドテクニックを見せるのは珍しい。これは3.18両国では小川が久し振りに“暴走王モード”を解禁してきても、十分対抗できるぞというアピールか? それともフリーになったことで、総合格闘技にも挑戦していくぞというアピールなのか?

050309_Kawada3.jpg 練習を終えた川田は記者の質問に応じ、まず「昨日で自分の中でも心機一転したんで。今までは(ハッスルに関しては)他団体のリングと言ったらおかしいけど、そういう気持ちで上がっていましたんで。(フリーになったことで)ハッスルのリングでも集中して上がれるっていうのがある。その第一弾として小川……小川直也! (小川は)プロレスの凄さとかまだ分かってないと思う。それを分からせた上で、お客さんには楽しんでもらって、54秒ならぬ54分戦ってから勝って(笑)。まぁ小川にそれだけのことができる器量があるのかどうか分からないけど、自分はそれぐらいの気持ちでいます」と、高田総統と同じように小川がヒョードルに54秒で敗れた部分を取って挑発。
 そして小川に勝った暁には、「ハッスルKプロデュースの“ハッスル全国ツアー”でも企画してもらおうと思っています」と仰天提案! 先日詳細が発表された観客ジャッジシステムに関しては、「今までまったくなかったことなので、自分でもどうなるか分からないけど、ハッスルっていうのはリングの中だけに収まらないイベントだと思っているので、そういった新しいシステムとか試みはどんどん取り入れていくべき。それが選手だけでなく、お客さんにも楽しんでもらって会場が一体になれるイベントになれば、ハッスルというイベントの“味”になるんじゃないかな」と川田流ハッスル論を展開した。
 また、小川から「ハッスルKのKは“軽い”のK!」と挑発された件については、「俺は軽自動車のKでいいな(笑)。例えるなら荷台の付いていない、役に立たないでっかいトラックより、みんなに親しまれる、使い勝手のいい軽自動車の立場の方が俺はいいよ」と返した上で、「別にハッスルKの“ハッスル”を取られても何の痛みもないし、取られるつもりもない。俺が見せるのはそんな名前や格好じゃない!」とニックネーム(?)に執着する小川をバッサリ。
 その反面、「(プロレスラーとしての小川は)素晴らしいですよ。彼を認めた上で言っているんであって。やっぱり素質があるんで。まぁ素質を認めたのは俺くらいかも知れないけど(笑)。プロレスラーとしての素質は十分にあるんで、それを彼がリングの上で引き出せていないっていうのが可哀想なところ。俺に引き出せるかどうかは分からないけど、とにかくプロレスの凄さっていうのを分かってもらえれば……。シングル、タッグ含めて60分(試合をすること)を何回も経験している俺にとっては、『それがお前にできるのか?』と(言いたい)。せめて54分(やってみろ)!」と小川の才能を認めた上で、最近話題のマラソンマッチという、小川にとって“禁断の領域”に引きずり込むような口ぶりだった(なお、ハッスル8での小川vs川田は時間無制限で行われる予定)。
 最後に「僕が今までやってきたのは、リングの上だけをお客さんに見てもらって満足してもらうってこと。それはハッスルに関してもまったく変わらないことだけど、今まで通りのことを続けていても、プロレス界もだんだんお客が入らなくなってきているんで……。(自分も)リング上以外でも違うものを出して、1つのイベントとして(ハッスルが)成り立つようにしないと。リングの上+α、そういう付加価値みたいなものもあっていいんじゃないかなと思う。今までそういうものがなかった地方のお客さんにも分かってもらいたい」と、ハッスルKプロデュースによる全国ツアーをする際の豊富を語り、試合前から“口撃”を繰り返す小川に対して、改めて「どういうこと言ってるかは分からないけど、(怒りがあるなら)リングでぶつけてこい! リングでぶつけてくれれば、心して返してやるよ(笑)」と“ごちゃごちゃ言わんと、リングで決着をつけたらいいんや!”という姿勢を示した。

 ちなみに、会見を終えた川田は、練習をやりたらないのか、話していて改めて闘志に火が付いたのか、ジムで汗を流していた奥様方に混じってランニングマシンを使い、再び汗を流し始めた。

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