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›2005年03月17日

ホリエモンがニッポン放送の社長に!? それをプロレス界に例えると……

Posted by JS at 02:38 / Category: つぶやき / 0 TrackBack

堀江社長、ニッポン放送経営も(nikkansports.com)

 いよいよ、ホリエモンがニッポン放送の社長までやっちゃいそうな勢いですな。リリー・フランキー氏がラジオで言っていたのだが、「この件で釈然としないのは、堀江社長が『(経営を)良くしたい』とか言ってる割には、ラジオ好きとはとても思えないからでしょ。少しは『昔は鶴光のオールナイトニッポンを聞いててね』みたいな話でもしてくれれば分かるけど、絶対聴いてなかったでしょ。あれは『娘さんをください。幸せにします』って交際相手の家まで行って親にまで言ってるけど、その家が大富豪で、明らかにその家の資産が目当てで、娘にはまったく興味がないみたいなもんでしょ」という話は分かりやすかった。
 なるほど。M&Aの善し悪しはとりあえず置いておいて、確かにホリエモンがラジオ好きのようには思えない。そんな人に社長になられても、実際ニッポン放送で働いていて、「面白い番組を作ろう!」と頑張っている人たちにとってはいい迷惑だろうな。「社員は株主や経営者が変わろうと、働いていい仕事をすればいい」という意見も分かるけどね。例える必要はまったくないと思うのだが、これをプロレス界に例えると……

 新日本プロレスが近いかな。筆頭株主である猪木が強権発動し、プロレスとはまったく畑違いなところから草間サンを引っ張ってきて、突然新日本の社長に就任させた際、社員たちは大パニックに陥った。それまで新日本のフロントで手腕を振るっていた上井氏は草間社長と対立して退社。レスラーの中からも不満の声が続出し、柴田と村上が離脱した。ファンの間でも「草間社長はプロレスが分かってない!」「あの人はプロレスが好きなのか?」という意見が飛び交った。
 草間社長もビジネスとして、会社を良くしようとしているのは分かるが、いまだに現場サイドとはうまく噛み合っていないようにも思える。加えて株主である猪木も「プロレス界には盛り上がってもらいたい。少しでもよくなってほしい」とは言うが、“新日本プロレス愛”とか“プロレス愛”があるかというと、ちょっと怪しい。現在の猪木は所詮は別会社(猪木事務所)の人間であり、様々なビジネスに着手している。もはや猪木にとっては、新日本という会社はビジネスツールの1つに過ぎないのかもしれない。だが、猪木は筆頭株主として(また創設者として)、新日本に対しては多大な影響力を持っており、ひと度指示を出せば、新日本としては基本的に従うしかない。それがうまくいけば問題ないのだが、これがまたほとんどうまくいってないから厄介だ。
 そう考えると、そんな新日本を出て自らプロレス愛に溢れた団体を経営し出した武藤や、新日本を出て今までの仕事でできたパイプを活かして新たな会社を始めた上井氏の気持ちはよく分かるが、そんな状態の新日本に残り、何とかいいソフトを作り出そうと働いている現新日本所属のレスラーやフロントも大変だなぁと思う。
 ホリエモンが社長になったら、ニッポン放送を出て違うラジオ局に移籍したり、新たに自ら会社を立ち上げる人も出てくるかもしれない。その反面、ニッポン放送に残って「何とかいい方向に行ってほしい」と思いながら、番組を作り続ける人も当然いるだろうし。

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