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›2005年03月29日

「PENCK」のフォントはサイトウマコト氏のデザインではなかった!

Posted by JS at 18:19 / Category: IT・デジタル / 0 TrackBack

「PENCKのフォントを作ったのは私です」──真の作者にKDDIが謝罪(ITmediaモバイル)

PENCK.jpg au design projectはデザインという視点からケータイを考え直し、デザイナーとのコラボにより一風変わったケータイを生み出すプロジェクトとして、すごく面白いと思うし、私も現在talbyを愛用している。
 そんなデザインが最大の“ウリ”のau design projectの最新機種『PENCK』は「筐体デザインからテンキーのフォントまで、すべてグラフィックデザイナーであるサイトウマコト氏がデザインしたこだわりのケータイです!」と発表していたのに、テンキーに使われているフォントが、実は違うデザイナーさんがデザインしたフォントだったことが判明した。

 問題のテンキーに使われているフォントは、足立裕司氏がデザインした「Major Kong」というフリーフォント。Major Kongが“フリーフォント”ということもあって、au側が事前に足立氏に使用の許可を取っていたり、「PENCKはサイトウ氏のデザインだが、テンキーのフォントに関してはフリーフォントの中からピッタリなものを使わせてもらった」と言っていれば、あまり問題にならなかったと思うのだが、問題はPENCKに関する各メディアの記事に、「フォントもサイトウ氏がこだわってデザインしたもの」というような表記がされていたことだ。
 これでは足立氏が納得いかないのも当然。足立氏自身、自身のサイトでMajor KongとPENCKに使われたフォントのアウトラインデータを重ね合わせるなどの検証を行った上で、「基本的にフリーフォントで、商用利用も許諾の必要はなく、使用料も無料でかまわないのですが、著作権を放棄しているつもりはないです。たかがフリーフォントで、使われているのはそのうち数字+記号でたった12文字。しかしながら僕なりのこだわりを持ってデザインしたフォントです」と記している(該当ページはミラーサイトで見ることができる)。
 要はauの担当者がサイトウ氏がイメージに合ったので“起用”したフォントを、イメージに合ったフォントを“作った”と勘違いしたということなのだろうが、なぜサイトウ氏はPENCKに関する記事が各メディアに出たときに「フォントは私がデザインしたものではなく、フリーフォントの中でいいものがあったので使わせてもらったんですよ」とau側に言わなかったのだろうか? 記事を読んでいなかったのだろうか? それともau側が「大丈夫ですよ」と楽観視していたのか、はたまたサイトウ氏自身がハナから「フォントもデザインした」と言っていたのか……。その辺はよく分からないが、今回の件で、デザインがウリのau design projectに、嫌なイメージが付いてしまいそうだ。

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