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›2005年05月02日

団体から競技へと変化していったパンクラス。そしてさらなる変化が……

Posted by JS at 18:51 / Category: 【格】その他の格闘技 / 0 TrackBack

みのる パンクラスマット一時離脱へ(スポーツナビ)
パンクラスからGRABAKAが独立(スポーツナビ)

 一応1プロレス団体として平成5年に旗揚げしたパンクラスだが、今や様々なジムの選手(格闘家)がパンクラスルールのもとで競い合う場(競技)といった方がシックリくる。PRIDEやHERO'Sほど大規模ではないにしろ、歴史はそれらよりも長く、ルールや階級も整理されているし、興行の主催から、ジムの運営、所属選手のマネージメントと幅広くやってきたパンクラス。そのパンクラスが、ここに来てまた少し変わろうとしているようだ。

 団体の創始者だった船木は現在パンクラスから離れたが、もう1人の創始者である鈴木みのるは今もパンクラスに籍は置いている。しかし年齢やケガ(頚椎椎間板ヘルニア)もあって、パンクラスマットでのパンクラスルール(いわゆるガチンコ)の試合からは遠ざかり、近年は純プロレスのリングが主戦場となっていた。
 そのみのるが、昨日のパンクラス横浜大会でエキシビジョンという形ながら、一応“パンクラスとしての鈴木みのる”にケジメをつけたようだ(ついでに因縁のあった佐藤ともとりあえずケリをつけた)。パンクラスは若手たちに託して、個人としては今後はより一層純プロレスに邁進することを宣言。事実上のフリー宣言と取っていいだろう。

 そして、パンクラス内にいくつかあるジムの1つだった「GRABAKA」も独立することに。グラバカは多くの芸能人も通い、選手たちも総合からキックまで幅広く参戦している人気ジムだ。パンクラスネットワークの1つとしてもさして支障はないようにも見えるが、例えば日程的な問題(パンクラスの興行には被らないようにとか)や、パンクラスがAというイベントに協力する場合に、グラバカがBというイベントに協力するのは難しいというのもあったのかもしれない。
 プロレス界で言えば、最近川田利明がフリーとなり、今まで通り全日本プロレスを主戦場としながらも、ハッスルには優先的に参戦したり、他団体とも団体を通して交渉することなく、積極的に参戦している。グラバカも川田と同じように、格闘技界で積極的かつオープンなスタンスで活動していくと思われる。

 鈴木みのるや菊田といったスター選手が離れる形となったパンクラス。“団体”と考えると痛手のようにも見えるが、今のパンクラスは団体よりも競技として定着してきてるし、所属選手が減っても、現在のパンクラスにはパンクラス関連のジム以外の選手も多数参戦している。それに近藤らが今後もPRIDEなどに参戦しながらパンクラスを地道にアピールしていけば、今回の件は大したダメージにはならないだろう。

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