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›2005年07月30日

橋本さん合同葬で起こった不思議な現象は破壊王のイタズラなのか……

Posted by JS at 21:36 / Category: 【プ】プロレス全般 / 0 TrackBack

050730_Hashimoto1.jpg 本日、青山葬儀所にて執り行われた『橋本真也 プロレス界・プロレスファン合同葬』の取材に行ってきた。すでに第一報はバトル三昧のほうにアップしたのでそちらも参照していただきたいが、今日橋本さんを業界関係者や大勢のファンと共に送り出すという場面に立ち会いながら、何とも不思議な現象に出くわした。
 今日はピーカン照りというわけではなかったものの、真夏らしい非常に蒸し暑い一日だった。葬儀所内での式を終え、13時過ぎに発起人の蝶野、武藤、小川、大谷が駐車場に設置された特設リングに上がり、挨拶をしているとボツボツと小雨が……。本当にこの日、この瞬間だけ雨が降ったのだ。
 続いて、ファンにより献花が終わり、再び発起人の4選手がリングに上がり、締めの場面で小川がトルネードハッスルをしようとした瞬間、突然風がピューっと吹き、小川の後ろに飾られていた橋本さんの写真が小川めがけて倒れかけてきた。これらの現象に合同葬を終えた後、小川が「イタズラ好きの彼らしい」と苦笑いしながら語ったシーンが実に印象的だった。

050730_Hashimoto2.jpg 合同葬には新日本から坂口相談役をはじめ、藤波、ライガー(CTUマスクを着用)、永田、中西、棚橋、中邑ほか、ほぼ全選手が出席。全日本からも小島、カズ、渕らが出席。ノアからは三沢、小橋、秋山らが出席。そのほかにも川田、高田、坂田、安生、島田レフェリー、浅井、アニマル浜口、田村、美濃輪、新崎、小笠原、DSE榊原代表、ビッグマウス上井代表、パンクラス尾崎代表、DEEP佐伯代表、永田克彦といった多くのプロレス・格闘技関係者、そして勝俣州和、小池栄子、ラモス瑠偉といった親交のあったタレントの姿も見られた。また、ZERO1 MAXの全選手は早い時間から会場に足を運び、ファンが献花を行っている際もリングの側に立ち、さらに一番最後まで葬儀所に残っていた。
 正午から葬儀所内で行われた式では、発起人が弔辞を読み上げたのだが、一部抜粋する。
武藤「俺にとって最高のライバルだし、最高のベストフレンドだよ」「これからもブッチャーの分までプロレスLOVEを真っ当するからよ! とりあえず、またな」
蝶野「本当は引退したあとに男だけで話せる話をしたかった。一度、くだらない話を含めて」「ブッチャー、橋本真也、破壊王、お前は2005年7月11日、スーパースターになったよ。みんなの中で、そして俺の心の中で。アイラブユー、橋本。ありがとう、橋本真也!」
小川「あの世でもプロレスを作ってやってくれよな。俺が行ったときには、またタッグを組んでまた合体技だからな」「ハッスル・キング、橋本真也! 破壊王、橋本真也! 天国でもハッスルして俺たちを見守ってくれよな。今までありがとう!」
大谷「僕はあなたに付いていって幸せでした」「橋本さん、僕たちZERO1 MAX全選手、全スタッフの思いはしっかりと届いていると思います。橋本さん、本当にありがとうございました!」
 そして橋本さんの師匠であるアントニオ猪木は、VTRで「ブッチ、いい旅立ちを!」とメッセージを送った。

050730_Hashimoto3.jpg  ファンによる献花が始まる前に、駐車場に設置されたリングの周りにレスラーや関係者が集合し、久し振りに田中リングアナが「2005年7月30日、この橋本真也の血と汗と涙がしみ込んだ、黄金に輝くこのベルトを天に届けるとき。永遠なれ、破壊王伝説。赤コーナー、第14代、16代、19代、そして永久IWGPヘビー級チャンピオン、183cm、135kg、橋本真也ー!」とコール。
 そして、先日新IWGP王者の藤田和之より返還された2代目IWGPベルトは、リング上にあがった新日本の選手を代表し、中西からリング上の祭壇に置かれ、橋本さんへと返還された。

050730_Hashimoto4.jpg この日、橋本さんに最後のお別れをしようと、約8000人ものファンが参列した。
 ファンが献花を行っている最中、会場には橋本さんが以前リリースした名盤(?)『橋本元年』に収録されている「栄光への独白」が延々とリピートされていた。また、リング上には各マスコミから提供された橋本さんの写真や、コスチューム、ガウンなどが並べられ、リングの近くには橋本さんの愛車も展示されていた。

050730_Hashimoto5.jpg ファンによる献花が終わると、再び発起人の4選手がリング上へ。橋本さんの息子さんの大地君(13歳)に小川から御霊前が手渡された。大地君は蝶野や武藤に励まされながら、「僕もこんなに人が来てくれるとは思ってませんでした。来てくれてありがとございます。……お父さん、ありがとうございました」と声を振り絞った。
 そして最後は発起人の4選手がそれぞれ、橋本さんが望むように豪快かつ明るく橋本さんを送り出し、『爆勝宣言』が流れる中、ファンからの大「橋本コール」が鳴り響いた。
 式終了後、マスコミ陣の前に発起人の4選手が再び現れ、それぞれ感想などを述べた。印象的だったのが、蝶野が「休憩時間に武藤さんや小川選手と昔話をしたが、笑い話にしかならないような話ばかりだった」と語ると、武藤が「とんでもないヤローだったよ。さっき蝶野とかと話してても、マスコミの前で言えないことばっかりで。思わずみんなで笑っちゃって。まぁそんな奴でしたね。本当はプロレス界でのライバルだったんだけど、袂を分かってからは人生のライバルだったからね」と笑顔で語ったシーン。
 今日の合同葬で武藤と蝶野も“盟友・橋本真也”を失った寂しさにひと区切りをつけ、小川や大谷も含めて「橋本さんの分も俺らがプロレスを盛り上げていくぞ!」と改めて誓ったように思えた。
 また、葬儀所内では様々な選手や関係者が団体の枠を超えて、挨拶したり話をしてるシーンを見かけた。発起人の4選手は長時間控え室で話をしていたようだし、合同追悼興行の話も出たことと思う。破壊王が残した最後の大仕事、最後の置き土産をぜひ素晴らしいカタチで実現していただきたい−−−

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