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›2005年08月15日

今年のG1は堅い堅い藤田を下し、蝶野が破壊王に捧げる5度目の優勝!

Posted by JS at 03:31 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 14日行われた新日本プロレス『G1クライマックス』最終戦を当日地上波中継(深夜ながら2時間半放送!)で観戦した。当初は出場選手がほぼ純血メンバーのため、8月4日のW-1 GPと比較されたりして、あまり前評判はよくなったかったが、急遽川田の参戦というテコ入れを慣行。その後、川田出場により欠場扱いとなったジョシュが、専門誌上で「肩のケガは問題ない。シンニホン、カワダ、オマエラモウシンデイル」と新日本批判をするなど、どうもスッキリしない部分もあったが、最終戦は超満員の観衆を集め、故・橋本さんの後押しを受けるようなカタチで蝶野が藤田を破り、前人未踏の5度目の優勝を果たした。
 今さら蝶野が優勝してしまうのは、時代が逆行しているようにも思えるが、蝶野が『爆勝宣言』の前奏入りのテーマで入場したシーン、DDTを出したシーン、試合後「オイ、橋本真也! 今年のG1優勝者はアイム、チョーノ!」と叫んだシーンなんかは、橋本さんの同期であり、闘魂三銃士の一人である蝶野だから許されるし、G1らしい感動的なフィナーレを演出した。

 その反面、やはり新日本マットのパワーバランスは気になるところ。相変わらず猪木事務所から“派遣”されている藤田がものスゴイ力を持っているのが分かった。ハッキリ言って藤田はプロレスがうまくはない。基本的には殴る、蹴る、ヒザ蹴りしか攻撃パターンがなく、相手の技を受けてもすぐ立ち上がったりして技の説得力を殺してしまう。それでも藤田が強いのは誰の目から見ても明らかであり、現IWGPヘビー級王者でもある。それだけに簡単に負けさせるわけにはいかないし、恐らく藤田側も簡単には寝てくれない(負けてくれない)のだろう。
 その藤田が唯一寝ることを許したのが、先輩であり、現在の新日本マットを統括する蝶野だった。“お客様”の川田にすら寝てくれなかった。だからこそ蝶野が決勝に出たわけであって、時代に逆行することになるとはいえ必然的に優勝したわけだ。しかし試合タイムは決勝戦にも関わらず、8分台という短期決着。試合巧者の蝶野を持ってしても、藤田相手に名勝負を作るのは非常に難しいということか。藤田は試合後「またこのリングに上がる理由ができた」と言っていたが、なかなか藤田を使いこなしていくのは難しそうだ。
 なんだかんだ言っても新日本のG1ブランドは人気があるし、あまりハズレない。それだけに今年のG1も何とか踏ん張って盛り上げたが、「う〜ん、こりゃ新日本は今後も安泰だ!」と思えたかというと、ちょっと微妙だったりもする。川田のお陰という部分も多々あったし……

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