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›2005年10月02日

三沢が曙の、秋山がサップの持ち味を引き出すが、W-1爆発とはいかず

Posted by JS at 22:26 / Category: 【プ】WRESTLE-1 / 1 TrackBack

051002_W1-1.jpg 本日、代々木第一体育館で行われた『WRESTLE-1 GP 2005 2回戦』の取材に行ってきた。試合詳細などはバトル三昧でリアルタイム速報をやったので、そちらで。
 今回の目玉は、何と言ってもノア勢vsK-1勢、三沢−曙と秋山−サップの絡みだろう。前回の大会もそうだったが、W-1の舞台は普段では見られない顔合わせが実現することから、どうもギクシャクした展開を生んでしまう部分がある。しかもサップや曙といった“プロレス初心者”となれば、そういう部分は余計にあるのだが、今回は三沢、秋山という日本プロレス界きっての試合巧者が相手をしただけに、それぞれ相手の持ち味をある程度引き出した試合にはなった。
 曙も全日本の巡業に参加し、武藤部屋で稽古を積んできただけあって、前回のムタ戦よりも動きはよかった。とはいえ、スコーピオがピンチの時にカットに入るタイミングが遅れたり、まだまだ動きがギクシャクしている感は否めないが、三沢が試合後「思っていたより(曙は)動いた。プロレスを好きになって吸収して欲しい」とコメントしているように、とりあえず現在のプロレス界にとっては“期待したいビッグネーム”ではある。今後さらにプロレスに取り組んで、進化していってほしい。

051002_W1-2.jpg 秋山も試合前に、サップが前回のGP(バーナード戦)でスクールボーイで勝利したのを皮肉って、「僕もフィニッシュホールドはスクールボーイです」と語っていた通りに、終盤スクールボーイを出したり、サップを挑発しまくっておきながら攻撃をスカしてみせたりと、サップをリング内外で動かしまくってみせた。
 その結果、サップは秋山を本部席のテーブルに叩きつけたり、フロントネックロックをかけられたまま持ち上げたりと、サップらしい豪快かつ躍動感のある試合を見せ、最後も強烈なビーストボムで勝利した。試合内容には観客も不満があったようだが、フィニッシュはスクールボーイに比べれば、十分説得力があった。
 秋山が2回戦で敗れたため、次回の大会にノア勢が参戦するかどうかは分からないが、今回三沢、小川、スコーピオ、秋山を参戦させたノアは、W-1という舞台で十分なプロモーション(=改めてノアはスゴイと思わせること)ができたと思う。例えば、今後サップや曙が“おいしくなった頃”にノアマットに上げるということもあり得るだろう。

051002_W1-3.jpg 今大会には鈴木みのるも参戦。諏訪間相手に持ち味を発揮し、憎々しいほど痛ぶってみせた上、レフェリーを務めた和田京平との絡みも見せた。ロープ際での攻撃を必死に制止する京平レフェリーを睨みつける鈴木。京平レフェリーも一歩も退かず睨み返すが、コーナーに詰まり、鈴木がレフェリーに手を出すかと思われた瞬間、京平レフェリーの服を直してクリーンにブレーク。試合後も勝ち名乗りを受けたあと、「アンタが勝者だよ」と言わんばかりに京平レフェリーの手を高々と挙げた鈴木。役者だなぁ〜。

 開始直後こそ6割くらいの入りだったが、最終的には満員とはいかないまでも、8012人の観客を動員。レジェンドレスラーあり、全日本マットで好評のガイジンあり、ノア勢の試合ありとバラエティには富んでいるが、「お腹一杯! W-1最高!」とまではまだまだいかない感じ。次回の決勝大会(12.10横アリ)ではGPは鈴木vsジャマール、サップvsムタ、そして決勝戦となるわけだが、その他のスペシャルマッチでどんな試合が組まれるかにもよるだろう。ノア勢は引き続き出てくるのか? 新日本勢の参戦はあるのか?
 ちなみに前回の大会の時にはリングサイドで見守っていた前田日明スーパーバイザーの姿が、今大会はなかった。しかし大会開始時にビジョンに流れたオープニングVTRには、前田スーパーバイザーの姿と共に、アントニオ猪木の姿も映し出されていた。以前から上井プロデューサーは「猪木さんも呼びたい。猪木さんと前田さんが揃ったらスゴイでしょ」と語っていたが、W-1のリングに猪木が現れる日は来るのか!? ちなみに記者席から、武藤のモノマネでお馴染みの神無月さんが観戦してました。

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