プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2005年10月10日

もう1つの“21世紀型UWF”! U-STYLE+DSE=U-STYLE Axis誕生

Posted by JS at 19:33 / Category: 【プ】その他のプロレス / 0 TrackBack

051010_Tamura.jpg 『週プロ・愛モード』によると、田村潔司が主宰するU-FILE CAMPがDEEPと協力して行っているUWFスタイルのプロレスイベント・U-STYLEが、11月23日に有明コロシアムで『U-STYLE Axis』なる新プロレスイベントを旗揚げすることになったそうだ。Axisはリング上のソフト面をU-STYLEが提供し、演出などのハード面をDSEが運営するという。
 参戦選手は田村、上山、大久保、佐々木、中村といったU-FILE勢のほか、元リングスのイリューヒン・ミーシャが決定。過去U-STYLEに参戦した選手のほか、ジョシュ・バーネット、ヴォルク・ハン、アンドレイ・コビィロフ、ケビン・ランデルマン、マーク・コールマン、川田利明、船木誠勝、鈴木みのるらとも交渉するそうだ。

 DSEの協力も得て、U-STYLEをより大規模にパワーアップさせたのがAxisということになるが、交渉するメンバーの名前を見ても、それが前田日明スーパーバイザーが全面協力して旗揚げされたBIG MOUTH LOUD(以下BML)を意識して発足されたものだと思われる。田村自身も会見では「(BMLは)意識してます。いい意味でライバル関係という形で。元の発想は似ていると思いますね」と語ったようだ。
 BMLには前田スーパーバイザーに加え、旗揚げ戦には藤原、木戸、山崎ら元UWF勢が協力。さらに今後船木誠勝が全面協力することも決定し、「21世紀型UWF」と期待されている。では元UWF勢やリングス勢がここに全部加わってくるかというと、そう簡単にはいかず、前田日明という良くも悪くも非常に個性が強い人物がいることで、「もう前田さんとは一緒にはできない」と思う者がいてもおかしくはない。
 田村の場合、高田のUインターにいながら、方向性の違いからリングスに移籍。前田が現役引退後はリングスの日本人エースとして活躍。リングス活動休止後、自らジムを設立し、今度はPRIDEに参戦。PRIDEのリングでは袂を分かったかつての師・高田の引退試合の相手も務めた。しかし何度も桜庭戦のオファーを断るなど、PRIDEとも融合はせず、一線を画してきた“赤いパンツの頑固者”である。
 それだけに前田派なのか、高田派なのか、はたまたあくまでも独自の路線を歩むのか(新日本参戦という噂もあった)注目されたが、選んだのはBMLに協力ではなく、自ら行ってきたUWFスタイルのイベントをDSEの協力を得て、発展させることだった。それをもって「田村は高田派」という結論は早計かもしれないが、ミーシャに加え、これでハンやコピュロフといった前田と深い繋がりのある元リングス勢の参戦まで取り付けるようになると、前田&BMLとはより熾烈な敵対関係になるのは明らか。交渉するメンバーに、BMLに全面協力することを表明している船木を加えている点も挑発的ではある。
 Axis旗揚げを受け、前田スーパーバイザーや船木がどういう反応するか、そしてAxisにどんな選手が参加し、どういう試合を見せるのか……“UWF”を巡る闘いが、停滞する日本プロレス界を熱くさせてくれそうだ!

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif