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›2005年11月09日

新日本が2006年1月4日の大会を最後に、ドームプロレスから撤退!

Posted by JS at 13:39 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

新日本、東京ドームから撤退(nikkansports.com)

051109_TokyoDome.jpg ついに新日本プロレスが、来年1月4日の大会を最後に東京ドームで興行を打つことをやめるようだ。新日本といえば、ドームプロレスのパイオニアであり、年3回のドーム大会を開催し、毎年恒例となっていた1・4ドーム大会をギネスブックに申請するという話もあったが、近年は不入りが続いていた。
 ノアは年1回のドーム大会に絞り、そのドーム大会に向けて長い時間をかけ、いろいろな流れを作っていき、その集大成として文字通り“ドーム級のカード”をこれでもか!というくらい組んでいるからこそ成功している。近年の新日本は、ドームに向けた流れがほとんどないまま、直前になってカードが発表された上、正直「わざわざドームでやるほどのカードか?」と思われるものが多かった。

 草間前社長も『知りすぎた、私』(東邦出版)の中で「ドーム大会は、もうやめていいと私は思っている。(中略)せめて年1回だ。それ以上やっても、経費がかさむだけ」と書いていたが、ドームは会場使用料もかなり高額だし、舞台装置などにも莫大な経費がかかる。それに観客側からしても、決して“見やすい”会場ではない。PRIDEなんかは早々と東京ドームから撤退し、ビッグマッチはさいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョン(集客数もドームと大差はない)を使用している。ちなみにさいたまスーパーアリーナは、官民共同出資の第3セクターによる事業体なので、使用料も比較的安いのだそうだ。
 今年10月のドーム大会前に「今回がラストドームになるだろう」という噂があり、それも手伝って何とか客席はある程度埋まった(元から客席を少なめに設置していた)が、その場で1・4にもドーム大会を開催することを発表。観客からは「えー! まだやるのかよ?」という声も挙がっていた。新日本(というか猪木?)がステータスにこだわって、無理にドーム大会を続けていくことは、返って自らの首を絞めることになると思われたが……決断が遅すぎた感もあるが、ようやくサイモン社長はドーム撤退の意思を固めたようだ。
 1番最初のドーム大会、Uインターとの対抗戦、猪木の引退試合、橋本vs小川の激闘など、数々のドーム大会を観戦してきた者からすると、いざ“ドーム撤退”が現実のものになると思うと、いささか寂しい気はするが、長州の現場監督復帰による活性化、身の丈にあった興行形態などを取っていけば、まだ新日本は死なずに済むと思われる。長い時間がかかると思うが、新日本には再びドームで興行を打ち、しかも超満員の観客を集められるくらいまで復活してもらいたいものだ。

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