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›2005年11月22日

J-WAVEでも取り上げられ、弁護士も大いに語った新日本買収問題!

Posted by JS at 21:11 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

プロレス専門誌 本日発売されたプロレス専門誌でも、やはり大々的に報じられているが、この度の新日本プロレス買収問題は一般的に見ても結構注目度の高いニュースなようだ。
 仕事中、聴いているFMラジオ・J-WAVEの『JAM The World』という番組で、この新日本の買収問題に関して、企業買収の専門家として有名な弁護士、永沢徹さんをスタジオに招いてあれこれ話していた。
 話のポイントは、「新日本は非上場企業なのに、どうして社長が敵対的買収と言ったのかがよく分からない」ということ。永沢弁護士曰く「敵対的買収とは、経営者に歓迎されているのか、されていないのかで決まる。オーナーである猪木さんと経営者の思惑が若干違っていたのではないか?」とのこと。「オーナーであり、51%の新日本株を持っていた猪木さんは、持っている株をどこかに売りたかった。それもできるだけ高く買ってほしかったが、その相手に経営者側からすると“敵”と思える企業がいたので、業務提携しているユークスに話を持ちかけたのではないか」という考察だった。

 また、永沢弁護士は「ユークスにとっては大きな買い物となったが、メリットは“新日本プロレス”というブランドを手に入れたことだろう。業務提携することでゲーム化やDVD化のライセンスを持っていても、ほかの企業に売られてしまったら、それらの権利を持って行かれる可能性もあった。新日本プロレスという会社は、現在利益はあまりないようだが、過去の試合の映像など膨大な資産があるので、それらを活かせると考えたのではないか」とも言っていた。
 ただ、過去の映像の権利などはテレビ朝日が持っていると思われる。テレ朝も新日本株を14.8%持っており、今まで新日本と二人三脚でやってきた。今後、テレ朝もユークスと協力して、映像の権利などをうまいことやっていくのならいいのだが、今回の買収に関して、テレ朝がまだ正式なコメントを出していないので何とも言えない。
 あと、ユークスが猪木から新日本株を買った値段に関して、各報道、数億〜数十億とかなり開きがあることに関しては、「買取価格に幅があるのは、純粋に株を買った値段だけではなく、借金の肩代わりなども含んだからではないか」とのこと。

 番組では、TBSを敵対買収しようとした楽天などとは違うケースではあるが、今回の新日本買収問題は、ある企業からオーナーの猪木に「あなたが持っている新日本の株を買いますよ」という話があった。しかし新日本の経営者陣にとってその企業は“敵”と見なされた。オーナーの意向には反することになるが、経営陣は業務提携先のユークスに“ホワイトナイト”を頼んだ……というまとめだった。これが“真相”かどうかは分からない。
 しかし、その敵と見なされた企業って、一体どんな企業なんだろう? まぁそれは置いておいて、来年1月の東京ドーム大会、さらに契約更改で、新日本プロレスに大手術が施されることは間違いない。とにかく大手術を乗り越えて、見事蘇生してもらいたいものだ!

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