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›2006年01月04日

新日本のラストドーム。1番盛り上がったのは……猪木の登場!

Posted by JS at 23:21 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

060104_NJPW-1.jpg 新日本プロレスにとって“ラストドーム”と言われている1・4東京ドーム大会『闘魂始動 CHAPTER.1』を“自腹”で観戦してきた。スタンドに設置されているネットが写真に映っちゃってますが、ご勘弁を。
 メインのレスナー×中邑戦の前に、猪木がリング上に登場。浅草の闘魂神社入魂式のとき同様、裃姿で刀を鞘から出すのかと思いきや、鞘から出てきたのは、何と傘! 「バカヤロー! 誰だ、すり替えたのは!?」と叫ぶ猪木……(観客唖然)。そして、今年は大規模なイベントを開催する(バングラデシュで?)ことを宣言し、「新日本も傘の下から世界へ飛び出せ」とか「新日本に言いたいのは、勇気を持って一歩を踏み出せ」といったメッセージを送った。
 その後、行われたメインでは中邑が蹴りを多用し、レスナーに挑んでいったが、逆十字を持ち上げられてから叩き付けられ、トドメのバーディクトを決められて完敗。この日、一番沸いたのは試合ではなく、やっぱり猪木が登場したときだった……

060104_NJPW-2.jpg 昨年10月のドーム大会同様、外野席は解放せず、アリーナの客席も少なめだっただけに、今回も最終的にはまずまず埋まったような感じ。当日券売り場にも長打の列が出来ていたし、これもラストドーム効果か?
 しかし、正直全体的に盛り上がりには欠けていた。長州監督が「メジャー×インディー。勝ち負けに関係なく、新日本の柱が何本残るか」という意図から組んだカードだが、どれ(誰)かが特出するほどヒートした試合はなかった。緊急参戦した曙も消化不良というか、やはり動きがイマイチ。それにいくら親会社の商品だからって、新日本の選手が入場する際、ビジョンに『レッスルキングダム』の映像を流すのも興ざめだし、新年早々だというのに演出面でのお祭りムードがゼロに等しいのも寂しい限り。
 強いて挙げるなら、柴田×棚橋は意地の張り合いが前面に出ていたし、永田×村上は村上の流血&表情&セコンド(エンセンや藤原組長、星野総裁ら)が試合後に永田と一触即発になるなど、やはりビッグマウス勢とはそれなりに熱い試合ではあった。これが後楽園ホールクラスの会場だったら、かなり盛り上がったと思うのだが……

060104_NJPW-3.jpg 大谷×金本なんかも、長年に渡るサイドストーリーがあるだけに、キチンと試合前にもっと煽っていれば、より感情移入して見られるのだが、唐突にやって、アッサリ終わってしまったのが惜しい……
 この日のMVPは、第2試合に出場したアパッチ軍ではないだろうか。ブリブラダンスを踊りながら入場し、ライガー相手に有刺鉄線バットを振り回し、テーブル攻撃から破片での殴打、そして試合後には金村が“キャプテン・ハッスル”ですらなかなか出来なかったハッスルポーズまで披露し、ブリブラダンスを踊って観客を盛り上げてみせた。広いドームでも観客に分かりやすく、新日本勢を食うほどの存在感を発揮したアパッチ軍はさすがだった。
 さて、今月、これから契約更改が順次始まっていくと思われる新日本プロレスが、このドーム大会を踏まえて、どれくらい変わっていくのか要注目だろう。

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