荒唐無稽(こうとうむけい)な対戦であることは承知している谷川氏だが「後は当事者たちと事務所が、どう受け止めるか。やるのであれば、K―1にはリングがある。立ち技でもバーリ・トゥード(何でもありの総合格闘技)でもどちらのリングも提供できる」と大まじめだ。
さすがは谷川P! ボビーが事務所で暴れたときは、「こりゃ格闘家生活もおしまいか?」とも思ったが、逆転の発想でボビーとムルアカ氏の因縁をリング上に反映させるとは、まるでプロレスの発想じゃないか!
今から3年前、某雑誌の企画でムルアカ氏とアブドーラ・ザ・ブッチャーが対談した際、私も同席させてもらったことがあるのだが、レジェンド・プロレスラーであるブッチャーもムルアカ氏の大きさやキャラクターを、大いに絶賛していた(ような気がする……)。だからこそ、実現が難しいと思われるガチンコでの対戦よりも、プロレスのほうがいいのではないだろうか?
何ならボビーに敗れた曙とムルアカ氏がタッグを組んで、ボビーも誰かにプロレスを習って、そのコーチあたりとタッグを組めばいい。これならハッスルにも十分対抗できるんじゃないか?