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›2006年04月01日

今後の新日本の進む道は、LOCK UP路線か? WRESTLE LAND路線か?

Posted by JS at 17:29 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

2つの興行ブランド『WRESTLE LAND&LOCK UP』=新プロジェクト発表記者会見(NJPW)

 新日本プロレスがマーケットを拡大するため、少し視点を変えたイベントを2種類開始することを発表した。
 1つは長州力プロデュースの『LOCK UP(ロックアップ)』。こちらはシンプルにプロレスラーがゴツゴツと肉体をぶつけ競い合う競技性を強調したプロレスで、リキプロ勢やアパッチ軍などが参戦するほか、みちのくやドラゲーにも協力を呼びかけているとのこと。5月21日に新木場1stRINGで第1回大会を開催する。
 もう1つはタイガーマスクプロデュースの『WRESTLE LAND(レッスルランド)』。こちらはエンターテイメント性を強調した魅せるプロレスで、タイガー、棚橋、邪道&外道、マシン、浪花、つぼ原人らが参戦予定。5月13日に新宿FACEで第1回大会を開催する。

 まぁ、元々長州が新日本の現場監督に復帰したときに、新日本内の長州アレルギーはかなりあったようだし、長州政権になってからの新日本が結果を出しているかというと、現時点ではそうでもない。長い目で見てこのまま長州政権を続けるのか、はたまた現在の新日本の中ではウケのいいジュニア勢による明るく、分かりやすいプロレスにシフトチェンジするのか……つまりは今後新日本がストロングスタイル(ど真ん中プロレス)路線を進むのか、はたまたハッスルとは違う方向のエンタメ路線を進むのかをマーケティングしようということなのだろう。
 LOCK UPがウケれば、「やっぱり長州政権のもと、やっていこう」ということになるだろうし、逆にWRESTLE LANDがウケるようなら、「もう長州はいらないよ」と言うこともできるだろう。
 それに新日本の通常の興行で、2つのカラーを打ち出すのは無理があるし、新日本プロレスとして新木場1stや新宿FACEといった小会場に進出するのは、プライドが許さない(?)が、こういう実験的なイベントならばOKっていう部分もあるのかも。

 しかし、長州プロデュースのLOCK UPにみちのくやドラゲーの選手というのも、何か無理があるな。両団体ともカラーとしてはWRESTLE LANDのほうが合っているような気がするが……。まぁ、LOCK UPは呼び名を変えたリキプロ自主興行なわけで、いろんなインディー団体から選手が集まって、“天下の長州力”と同じリングに立とうということか。かつてリキプロ自主興行を視察した前田日明から「意地もない、誇りもない」とボロクソに言われたことがあったが、新日本傘下で開催することで何かが変わるのだろうか? ちなみに新日本所属選手で出場予定選手に名前が挙がっているのは、現時点では邪道&外道のみ。邪外道はWRESTLE LANDにも出場予定。お望みとあれば堅いプロレスも柔らかいプロレスもできる彼らは、まさにプロ中のプロだな。
 一方のWRESTLE LANDは全日本がたまにやっている『BAPE STA!!』や、新日本が2004年にやった『DEVILOCK NIGHT』のような感じか。ファン感謝デー的に年1~2回程度なら楽しめそうだが、継続開催だと果たしてどうなるのか?
 崖っぷちに立たされている新日本が、新たに打ち出した実験的イベント2つ。どちらのイベントがファンの支持を集めるのか? それとも共倒れになり、八方塞がりになるのか? Do Judge!

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