プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2006年04月05日

前田が激白! 「上井さんには恥をかかされた」

Posted by JS at 03:25 / Category: 【プ】BML・UWAI STATION / 0 TrackBack

GONG_No1120.jpg 本日発売の『週刊ゴング』No.1120に“無修正&無削除”を条件とした前田日明への独占インタビューが8ページに渡って掲載されている。
 話の焦点はなぜBMLを離脱することになったのか。今回のインタビューはさすがに無修正&無削除を条件にしただけあって、なかなか過激なセリフが飛び出しながらも、前田側の言い分は非常に分かりやすかった。
 そもそも前田が「新しいプロレス」「プロレスの進化形」「総合でも勝てるレスラーを作る」(=スーパーUWF)をやるためにBMLに参加したのは、皆が承知のところ。しかし上井氏は興行を打つのが精一杯で、道場の確保すらできない状況が続いた。そして前田が改めて上井氏に本当にやる気があるのかどうか確認すると、「独自路線はできません」とスーパーUWF構想を否定されてしまったのだから、前田がBMLにいる必要がなくなったというのも当然といえば当然。

 「前田、BML離脱!」の一報を聞いたときは、「やっぱり前田はトラブルメーカーだな」と思った人も多かっただろう。私も前田と上井氏の関係が長続きするとは思っていなかったので、「あぁやっぱりな。また揉めたか」くらいにしか思っていなかったが、前田は和田会長の顔を立てるために徳島大会に来場したり、ロクに給料をもらっていなかったBMLの選手や社員に自腹を切ったり、スーパーUWFをやろうとしている選手を自宅に招いて、自ら食事を振る舞うなど、トラブルメーカーどころか、かなりの“いい兄貴っぷり”を見せていたようだ。
 そして前田と上井氏が決裂した一番の要因と思われる1・4新日本ドーム大会に関しても、何も前田は「セメントを一方的に仕掛けろ」と無茶な指示をしたわけではなく、「新しいプロレスをやる」と言った以上、既存のプロレスからは一線を超えるようなことをして、相手(=新日本側)がビビるのが見えればいいと思っていたらしい。だからこそ前田はBMLのリング上で「新日本を泣かせてやる」とまで言ったのに、フタを開けてみたら既存のプロレスと何ら変わらない、普通の試合だったので「恥をかかされた」となったようだ。

 なるほどなぁ。とはいえ、このインタビューは前田側の一方的な言い分なので、上井氏には上井氏なりの言い分があるとは思う。まぁそうは言っても1・4では前田に「大丈夫です。分かっています」と言っておきながら、前田の思い描いていた試合とは明らかに違う試合しかやらせられなかったのに、つい最近になって新日本に選手を借りた見返りのカード(柴田vs棚橋)をドタキャンするというタブーをやってのけ、結果的に新日本とは絶縁となってしまった上井氏のやり方は、確かに前田の言う通り“行き当たりばったり”のように見えてしまう。
 そんなこんなで早くも窮地に陥っているという噂のBML。柴田もそんなBMLを「最低の団体。方向性が定まっていない」と批判はしながらも、前田&船木を追って離脱するという“安易”な道は選ばず、あえてBMLに残り、自分の手でBMLで新しいプロレスをやってやろうと努力している。前田もこのインタビューで「柴田が一番可哀想だと思うよ」と語っているだけに、“前田スーパーUWFの落とし子”となった柴田の可能性や努力を無にするようなことだけはしてほしくないな。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif