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›2006年04月29日

桜庭が高田道場を退団! 今後は桜庭道場を設立し、PRIDEで闘い続ける!

Posted by JS at 18:15 / Category: 【格】PRIDE・やれんのか! / 1 TrackBack

060429_Sakuraba.jpg 数日前から「桜庭が高田道場を辞めたっていう噂は本当なの?」という問い合わせが何件かあった。最近は桜庭選手と仕事をする機会があまりなかったこともあり、そんな噂があったことすら知らなかったのだが、すでに高田道場オフィシャルサイトからは桜庭選手の名前や写真がほとんど消えており、噂の信憑性は高いと思われた。
 そして今日の東京スポーツ紙上に「スクープ! 桜庭、高田道場退団」という記事が出た。東スポによると桜庭選手は3月31日の契約期間満了に伴って円満退団し、今後は自ら“桜庭道場”を立ち上げて、選手と指導者の二足のわらじでやっていくとのこと。契機になったのはシュートボクセでの武者修行で、このときに「部活のような雰囲気。ぼくもそういう道場を作りたい。年齢的にもやるなら今しかないと思った」とのこと。

 確かに桜庭選手は部活のような雰囲気で練習をするのを好む。私が桜庭選手と仕事をさせていただくことが多かった頃は、桜庭選手が松井選手や豊永選手(現在はレフェリー)と、まさしく部活のような雰囲気の中、スパーリングをしている姿をよく見かけた。しかしここ数年の高田道場は、とにかく人の出入りが激しい。新しい人が入ってきたと思ったら、馴染んだ頃に出て行ってしまい、そしてまた色々な人が入ってくる。これでは桜庭選手が好む部活のような雰囲気は作りにくい。
 そこにきて最近の桜庭選手は戦績的にもあまりよくない。だからこそ桜庭選手はあれほど「飛行機での長時間移動が嫌だ」と言っていたのに、ブラジルのシュートボクセまで頻繁に武者修行に行くようになったのではないか。

 師匠だった高田との喧嘩別れかとも勘ぐりたくなるが、桜庭選手にとって高田は、いつまでも頭の上がらない大先輩という感じ。長く一緒にいれば多少の不満や意見は出てきても、完全決裂とか喧嘩別れというのは考えにくい。それに桜庭の主戦場は今後もPRIDEになるという。だとすれば、桜庭の“親離れ”を高田が認めたと考えるのが自然だろう。
 マッチメークに関しても「高田さんから『サク、できるか?』と聞かれたら、『できます』と言うだけ」と語っていただけに、現在統括本部長という立場にある高田は、桜庭に対して辛い指示を出さなくてならなかったのかもしれない。だとしたら、残りの現役生活くらいは“高田道場所属”の立場ではなく、自分自身や自分のチームで考えたいという思いもあるのかもしれない。
 また、吉田道場やU-FILE CAMPが順調に道場の数を増やしているのに比べ、高田道場がいまだに1つだけというのも多少関係しているのかもしれない。「マツキヨの店舗数を上回る道場展開を目指す」と語っている桜庭選手にとっては、高田道場の方針ややり方と“合わない部分”が増えてきたというのが、最大の理由なのではないだろうか。
 もう高田、そして高田道場に世話になった分は十分返したはずだ。桜庭選手は相当な負けず嫌い。それだけに、このままズルズルと引退するのではなく、もうひと花咲かせるために、高田道場を飛び出して、さらに強くなろうとしているのだと思う。私は1桜庭ファンとして、そんな桜庭選手を今後も応援する!

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