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›2006年05月14日

体調不良でホースト戦をキャンセルとされたサップ。実は敵前逃亡だった!?

Posted by JS at 22:55 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

ボブ・サップ選手の欠場について(FEG)

060514_SAPP.jpg 今日、フジテレビでK-1アムステルダム大会を見たら、ホーストと対戦するはずだったサップが体調不良で急遽欠場することになったというではないか。
 ホーストにとって、母国オランダでの最後の試合。因縁の相手、サップに返しておかなければならない借り。そんな大一番を前にして、昨日の『すぽると!』で流れたVTRでは元気に「ホーストに引導を渡してやるぜ!」なんて言っていたサップに一体何があっとのか!?
 今年2月のシュートボクシングでも、緒形健一と対戦する予定だったジョニー・エドゥアルドが試合2時間前にホテルで昏倒し、試合がキャンセルになったことがあった。サップにもそういった緊急事態が起きたのかと思われたが……

 K-1のオフィシャルホームページを見てみると、何でもサップは試合直前になって無理難題を要求した挙げ句、バンテージを巻いたまま、周囲の制止を振り切って当然会場を去ったというではないか。なんじゃそりゃあである。
 以前からサップのメンタル面の弱さは何かと問題になっていたが、今回のことはプロとしてあまりにもやってはいけないことだろう。大会関係者、観客、さらにテレビを見ているファンに対して……何より引退を決意し、母国での最後の試合の相手にサップを指名してトレーニングを積んできたホーストに対してあまりにも侮辱的行為であり、最大の裏切りだ。
 その反面、谷川イベントプロデューサーも書いているが、試合をする予定すらなかったにも関わらず、「K-1を守らなければならない」と男気を出してホーストとの対戦を、試合1時間前に承諾したピーター・アーツは素晴らしい! アーツ、お前男だ!って感じだ。

 今後、サップはどうするのだろうか。当然ペナルティはあるだろうし、しばらくは戦線離脱となるだろう。一部では「サップが契約上のトラブルを訴えていた」という情報もあるだけに、FEG側にも落ち度があったのかもしれない(K-1オフィシャルサイトには「サップは現在もK-1と長期の独占契約期間中であり、その契約に基づいてホースト戦に参加」とあるが)。
 それこそ前田日明スーパーバイザーが常々「プロモーターというのは選手が100%のポテンシャルを発揮して、いい試合ができるようなマッチメークをするのが基本」と言っているが、サップがモチベーションが下げてしまうようなことを、プロモーター側がしてしまった可能性はある。
 とはいえ、試合直前のキャンセルなんて決して許される行為ではない。本当に臆病風に吹かれての敵前逃亡だったとしたら永久追放ものだろう。でもサップだって、大一番だということは十分分かっていたはずだし……う~ん、どうも不可解な事件だなぁ。

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