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›2006年08月04日

前田スーパーバイザーも本命に推す桜庭が、いよいよ明日HERO'S初戦!

Posted by TEAM-angle at 21:03 / Category: 【格】HERO'S(ROMANEX) / 0 TrackBack

060804_HERO'S-1.jpg 4日、都内のホテルで『HERO'S 2006 ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝』の前日記者会見が行われた。会見の模様はバトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 谷川イベント・プロデューサーによると、今大会の前売りチケットは発売開始わずか約1時間で完売するほど盛況で、当日券も若干数しかないとのこと。山本KIDと須藤元気という“人気者”が欠場になった割には払い戻しもほとんどなかったそうだ。
 それだけ注目度が高いのは、やはり桜庭和志のHERO'S移籍第1戦が行われるからであろう。ライトヘビー級は特別に1R10分、2R5分(延長5分)という、桜庭にとって慣れ親しんだPRIDEルールに近いものになり、適正体重で挑む久しぶりの試合となるだけに、新生・桜庭に期待が集まるのは仕方ない。さらに所や宇野、秋山やK-1王者のシュルトまで参戦し、ミドルやライトヘビー、さらにスーパーファイトを加えた全11試合がラインナップされたが、メインを務めるのはやはり桜庭だった。しかし、当の本人は「自分の試合でいっぱいなのに、メインまでやらされていっぱいいっぱいです」と相変わらずのご様子。ただ会見終了後はずいぶん笑顔が溢れていたし、肉体的・精神的にもかなり調子が良さそうだった。

060804_HERO'S-2.jpg 会見終了後、囲み取材を受けた前田日明スーパーバイザーは「(ライトヘビー級の特別ルールは)桜庭君も馴れているだろうけど、ガイジンにとってもやりやすくなるんじゃないかな。桜庭君はキャリアもあるし、安定していると思う。今まではケガをしながらやってきた選手。人間というのは良くできたもので、体の壊れているところを無意識で守る動きをする。自分はまだ動いている桜庭というのを目の前で見たことがない。リングスの時代に練習とかは見たことがあるが、試合は見たことがない。明日実際にリング上の試合を見て、桜庭の現状を把握したい。でも総合的に考えると(桜庭が)優勝候補というのは、基本的には動かしようがない。
 PRIDEでアローナとやったときに、前から抑え付けられてヒザでガンガンやられたけど、あそこの場面にいくまでにひっくり返して腕なり足なり、いつもの桜庭なら取れていたと思うけど何かズレてる。あの試合を見て、『何かがズレているんだな』と思った。まぁアローナ自体がヒョードルを育てるときに、vsブラジルという意味で“最後の関門”になったくらいの実力はあるんだけど、今までの桜庭と(比べて)は返しの素早さがなかった。ケガとか色々抱えてバランスを崩しているんだろうなと思った。その後どうなっているのかを見たい。今回は85kg級ということで体重差もないし、安心して見られると思う。
 (桜庭の対抗馬は)85kgはみんな可能性があって、割と予想しにくい。桜庭はダントツだと思うが、2番目は誰かといわれると混沌としている。大山君だって安定してきているし、グレイシーの2人の第二世代もグレイシーっていう名前を背負ってきている以上、基本的に実力はあるだろうし。秋山vs金泰泳も彼ら2人は口には出さないけど(笑)、秋山君が一番最初に総合をやるときに正道会館に行ったらしんだけど、聞いた話だとガムを噛みながら行ったらしいんだ。それで金君がカチンと来てボコボコにしたらしい(苦笑)。秋山君がこれに勝ったら、いろいろな意味でひと皮剥けるだろうし。金君もあの藤原敏夫さんも認めるキックのキャリアが満を持して出るわけだからね。ただの空手上がり、キック上がりの選手が総合やるわけじゃないからね。その辺も面白いですよ」と、ついに始まる85kg級に大きな期待を寄せながらも、やはり本命には桜庭を推していた。

060804_HERO'S-3.jpg さらに前田スーパーバイザーは「リングスでやっていたときにグレイシーの第二世代には注目してた。『こいつは!』っていうのも結構いたし、面白いのもいっぱいいる。個性的なのが多い。グレイシーっていうのは伝統的なものをもっているけど、第二世代に限っていえばそこに+α、自分たちが持っている弱点とか長所短所をわきまえている。第一世代からの進化を見てみたい。とくにマヌーフvsクラウスレイとか、いろんな意味で面白い試合かな」とホドリゴと、ニュートンに代わりに急遽参戦することになったクラウスレイの2人の新世代グレイシーにも注目している様子。
 ちなみに、この日前髪が伸びてきたのが気になって自分で前書きを切ったところ、前髪がツンツンに立ってしまい、「自分で切るものじゃない」と後悔していた前田スーパーバイザーだが、「来年あたりはまたBJペンとか、また新たな選手がね(出てくるだろうし)。85kg、70kgっていうのは常に世界が動いてますからね。総合は発展期にあって、アメリカは総合バブルが起こっているからね。あのドン・キングが団体作るらしいしね。ドン・キングあたりの資金力だと、ちょっと普通には考えられないかな。楽しみでもあり、恐くもあり。総合ってことに関してはいいことなんだろうけど、何か(総合の)パイオニアだった日本にとってはちょっと危ないかな……。そのうちHERO’Sをクビになったら、ドン・キングのところでスーパーバイザーやろうかな。年俸30億くらいで(笑)」と、しゃべりのほうは絶“口”調だった。

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