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›2006年09月05日

日本勢が次々に敗退していく一方、アンディ・オロゴンは予想以上の大健闘!

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

060904_K1MAX-1.jpg 4日、有明コロシアムで行われた『K-1 WORLD MAX 2006~世界王者対抗戦~』。大会の模様はすでに地上波中継でご覧になった方も多いと思うが、全試合に関する詳細や試合後のコメントはバトル三昧で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
 日本側の絶対的エースである魔裟斗が欠場したものの、キック界やボクシング界から新たに参戦してきたファイターに加え、約2年ぶりに須藤元気も参戦。MAX歴代王者をはじめとする外国人勢に立ち向かっていった日本陣営だったが、結果だけ見れば日本の1勝8敗(アンディ・オロゴンvs安廣は除く)。
 日本側で大きな期待が寄せられていたのが、“最後の大物”と呼ばれ、ファンや関係者の間でMAX参戦が期待されていたシュートボクシングのエース・宍戸大樹。盟友サワーがブアカーオに敗れたため、「ブアカーオとやれるなら」ということでついにMAXに参戦した宍戸だったが、試合開始早々にブアカーオが放った左フックを顔面にもらってしまい、まさかの秒殺KO負け! 宍戸の持ち味が何一つ出る前に終わってしまったのが、とにかく残念だった。

060904_K1MAX-2.jpg さらに首のケガでHERO'Sは欠場したものの、立ち技の練習は十分積み、久しぶりにMAXに参戦したきた元気は、相変わらずド派手な入場パフォーマンスと、独特な構えを披露。元気ワールドが展開されることを多くの観客が期待していたが、まるでシャファーにお株を奪われたかのようなバックスピンキックをモロに食らってしまった。その後も立て直すことができず、身を屈めて逃げるだけ。結局それを見たレフェリーにすぐさま試合を止められて、まさかの完敗を喫してしまった。
 結局、魔裟斗に次ぐ日本人ナンバー3の佐藤、ナンバー2の小比類巻も敗れてしまったのだから、今後のMAXはますますガイジン天国になりそうだ。

 とはいえ、予想以上の健闘を見せた日本人ファイターもいた。今までボクシングからK-1に転向してきたファイターは、なかなか勝ち星を挙げることができなかった。中でも日本人はかなり苦しんできたが、ボクシング時代にライト級、スーパーライト級、ウェルター級で日本チャンピオンになった前田宏行はひと味違った!
 ゴング直後、予想に反していきなりヒザ蹴りを出したと思ったら、ハードパンチャーで知られるカラコダ相手に互角以上のパンチの打ち合いを展開! 元ボクサー勢が今まで散々苦しめられてきたローキックにも耐え抜き、大声援を浴びながら2Rに突入した途端、顔面から流血が見られるためにドクターチェック。すると、瞼が切れていて目が開かないということで、無念のドクターストップ! 勝機が十分にあった試合展開だっただけに、何とも残念な結末だった。
060904_K1MAX-3.jpg さらに日本人ファイターではないが、予想以上の健闘を見せたといえば、やはりアンディ・オロゴンだろう。
 前日会見では兄のボビーと兄弟喧嘩までしてみせ、正直“話題性優先”の印象が強かったアンディだが、これが格闘家デビュー戦とは思えない健闘ぶりだった。タオルを鉢巻き代わりに巻いたボビーがセコンドにつく中、難敵・安廣相手に一歩も引かずに攻めていき、フルラウンド闘い抜いたアンディ。惜しくも判定2-0(1票はドロー)で敗れたものの、途中安廣が押される場面もあり、今後の活躍が十分期待できる。少なくても立ち技のK-1に関しては、兄以上のセンスを感じた。
 試合前は散々「格闘技で食っていくのは大変なことなんだぞ!」と弟を心配していたボビーも、この日の試合を見て少しは安心したのではないか?
 

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