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›2006年09月10日

ノアに新時代の幕開け! 丸藤が秋山を破り、GHCヘビー級最年少王者に

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】NOAH / 0 TrackBack

060909_NOAH-1.jpg 9日、日本武道館で行われたプロレスリングNOAH『Shiny Navigation '06』最終戦を取材してきた。全試合の詳細記事や試合後の選手コメントなどはバトル三昧をご覧下さい。
 メインは秋山vs丸藤のGHCヘビー戦。ノアの場合、過去に小川良成もGHCヘビー王者になっているため、ヘビーとジュニアの区分けがどこなのかよく分からないが、ヘビー/ジュニアというよりは、三沢や小橋、秋山の世代と丸藤やKENTAらの世代が“どこで”世代交代していくかが鍵になっていた。そのテーマがある中で、最大の壁になるはずだった小橋が病魔に冒されて戦線離脱。そこで秋山がGHCのベルトを獲り、「小橋さんが帰ってくるまでベルトは誰にも渡さない」と宣言していた。
 ところが、その壁をも天才児・丸藤は突破してみせた! 必殺の不知火を決め、秋山のエクスプロイダーを食らっても立ち上がり、最後は丸藤らしい“完璧首固め”でついに3カウントを奪った。26歳という最年少王者となった丸藤は、試合後に先日長男が生まれたことをファンに報告。この日、武道館に詰めかけたファンは、丸藤のベルト奪取&長男誕生を祝福したのはもちろんだが、ノアの新時代幕開けという歴史的瞬間を見たことを皆で祝っているようにも見えた。

060909_NOAH-2.jpg 試合後、日テレのカメラクルーに突撃インタビューされた秋山は「スターネス・ダストαは名古屋で食らったときに、アイツなりに受け身の取り方を考えたんだろうね。(今日は)何となくズラされた感はあったし。これからアイツらがどういった時代を作っていくのか……。俺の余裕とアイツの諦めない心が、勝負の差だったんじゃないかな」とコメント。そして小橋に向けては「ゆっくり休んでください(笑)。僕はこれから菊地さんの罰ゲームを食らって、前座からやり直します」というメッセージを送った。
 確かに丸藤は秋山を破り、ベルトを獲ったことでノア新時代の幕は開けた。しかし、知名度やレスラーとしてのランクを考えると、正直まだ三沢や秋山、それに小橋らとの差は大きい。秋山が言うように、これから丸藤たちの世代がどんな時代を作っていくかどうかが大事になる。三沢が鶴田を破って、新時代を作っていったように、丸藤らの世代にもぜひプロレス界を大きく盛り上げるような時代を作ってもらいたい。

060909_NOAH-3.jpg そして、もう1つの注目はやはり先日BMLを退団してフリーになった柴田勝頼。KENTAとの柴KENタッグで、田上&潮崎と対戦したのだが、柴田はBMLラストマッチとなったTARU戦のとき同様、なぜか表情&構えなどが完全に猪木化! この日はアリキックや卍固めまで繰り出し、猪木化に拍車がかかっていた。
 赤いタイツでケサ斬りチョップやフロントキックを出していく田上は、まるで馬場。その馬場田上の目の前で、猪木柴田がココナッツクラッシュを出すという何だか分からない展開にもなったが、おっとり刀の田上もかなりヒートアップしていたし、試合の白熱ぶりや観客の盛り上がり具合はかなり良かった。
 柴田は新時代の幕を開けた丸藤と同じ世代になるだろう。柴KENタッグももっと本格始動してほしいし、今後もノアに継続参戦してほしい選手だ。三沢社長が恐らく絶対に絡みたくないであろう猪木を、あえてノアマットで出してくることで“異彩”を放った柴田。何とも面白い存在のレスラーだけに、ぜひとも輝いてほしい!

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