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›2006年09月12日

さらば活字プロレスのパイオニア……『週刊ファイト』の休刊が決定!

Posted by JS at 01:02 / Category: 【プ】プロレス全般 / 0 TrackBack

『週刊ファイト』休刊について。(ターザンカフェ)

 ターザンさんが書いている通り、元祖“活字プロレス”を作り上げたプロレス専門紙『週刊ファイト』が9月いっぱいで休刊することが正式に発表された。
 大阪に本社があって、雑誌ではなくタブロイド紙である『ファイト』は、ゴング、週プロの両専門誌とは違い、いわゆる“裏ネタ”も取り扱う唯一の専門紙だった。それだけに、まだ暴露本もネットもなかった時代(あっても大した影響力がなかった時代)は、『ファイト』がマニアのお楽しみというか、知的好奇心をくすぐる存在だった。『ファイト』からはターザンさんをはじめ、タダシ☆タナカ氏やGK金澤氏が輩出されたことを考えれば、まさしく“読んで楽しむプロレス”を作り出したのが『ファイト』だったというのがよく分かる。
 ネットや暴露本の氾濫で、『ファイト』の売り上げが落ちていったのは容易に想像できる。私もこの業界で仕事をしている者の一人として、だいぶ前からそういう噂は聞いていた。ぶっちゃけて言えば、そういった話は『ファイト』だけの話ではない。状況的には他の専門誌や一般的なスポーツ新聞だって大きくは変わらない。今後、「え! あそこも終わっちゃうの?」というようなことが続くかもしれない。

 『ファイト』がなくなると困るのは、活字プロレスマニアだけではない。実は皮肉なことに、暴露本系のムックや本を出している出版社も困ってしまうのだ。それは大抵の暴露系ムックが誌面で使う写真を『ファイト』を発行している新大阪新聞社から借りているからだ。『ファイト』から写真が借りられなくなると、なかなかプロレス・格闘技系の本やムックは作りにくくなる。その手の写真を貸してくれる、また抱負に取りそろえている会社というのは、なかなかないのだ。
 個人的には1活字プロレスファンとして『ファイト』の休刊は寂しいのはもちろんだが、仕事をしていく上でも大きな影響を及ぼしそうだ。そうはいっても『ファイト』の休刊はもう決定事項。何とか業界が明るくなったり、活気づくような本なり、企画なりができるように、私も頑張りたい!

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