プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2006年09月27日

桜庭が10・9HERO'S欠場を発表! 吐き気や目眩の原因は、首の古傷悪化

Posted by TEAM-angle at 15:07 / Category: 【格】HERO'S(ROMANEX) / 0 TrackBack

060927_HEROS-1.jpg 27日、都内のホテルで『HERO'S 2006 ミドル級&ライトヘビー級世界最強決定トーナメント決勝戦』(10月9日、横浜アリーナ)に関する緊急記者会見が行われ、ライトヘビー級トーナメントに出場予定だった桜庭和志の欠場が発表された。会見の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 すでに一部で報道されていた通り、25日の練習中に激しいスパーリングを行ったところ、吐き気や目眩を訴えたため、病院へ行き大事を取って入院したという桜庭。8月のスミルノヴァス戦で無防備な状態から頭部にパウンドの連打をもらっただけに、脳へのダメージが心配されたが2度のMRI検査では異常なし。そのため、今回桜庭が吐き気や目眩を訴えた直接的な原因は脳ではなく、レスリング時代から長年痛めていた首で、椎骨脳底動脈血流不全の疑いがあると診断されたそうだ。
 27日の朝に退院した桜庭はそのまま会見に出席し、「本当は自分としては試合をやりたいんですけど、先生のほうからストップがかかってしまいどうしようもないので、また年末に向けていい試合ができて勝てるように頑張ります」と無念の表情で語った。

060927_HEROS-2.jpg 格闘家やプロレスラーで首を痛めている選手は多い。8月のHERO'Sを欠場した須藤元気も、首に長年のダメージが蓄積されたことで骨がささくれ立ってしまい、神経を圧迫していたため手足が痺れるという症状が出ていた。桜庭の場合は骨がささくれ立つところまでは同じだが、神経ではなく血管を圧迫したため、脳に血が流れにくくなり、吐き気や目眩といった症状が出ると見られる。
 この症状はしばらく安静にしていれば治るそうで、桜庭も約1カ月くらいは安静にし、激しいスパーリングなどをしても吐き気などがしなくなったら、詳しく検査をするそうだ。ファンとしてはとりあえずは“最悪の事態”ではなかったことでひと安心だが、MRIの検査結果だけでは今回のようなことが今後も起こる可能性はある。桜庭は大晦日の『Dynamite!!』出場に向けて調整をしていくそうだが、自分からはなかなか「休ませてください」とは言わない人なので、HERO'S実行委員には今後、医師の判断を仰ぐのはもちろん、練習の状態なども確認した上で、試合に出るか出ないかを慎重に判断していただきたい。

060927_HEROS-3.jpg 谷川HERO'S実行委員によると、前田日明スーパーバイザーとは、昨夜ようやく電話がつながり、「休ませてくれてありがとう。興行的には辛いと思うけど、桜庭に現役生活を1日でも長くやらせたいと思うなら、ここは休ませてあげてよ」と言われたそうだ。スミルノヴァス戦のときも1人立ち上がって試合を止めることを訴えていた前田SVだけに、今回の実行委員の判断にはホッとしたことだろう。
 一方で大会約2週間前に看板選手の欠場が決まり、目玉カードだった桜庭vs秋山戦が流れてしまったHERO'S実行委員としては、一度は大会延期も検討したようだが、TBSの放送時間などを考えるといまからの変更は不可能ということになり、早急に“最適”と思われる代わりの選手を選出するそうだ。すでに日本人を含めて何人かの選手とは話はしているという。
 KID、須藤に続いて桜庭と、顔と言われる選手の欠場が続いているHERO'Sだが、谷川実行委員は「苦しい状況だからこそ、我々スタッフも選手も頑張らないといけない。とくに宇野、秋山、大山の3選手には底力を見せて欲しい。分かっているとは思うが、自分がHERO'Sを支えないと気持ち……スタッフもHERO'Sを守らなくてはという気持ちでやっていく」と語った。また、10・9当日は桜庭も会場に行き、「これからもHERO'Sをお願いします」というような挨拶をする予定とのこと。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif