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›2006年10月05日

インディー団体の代表者が揃って経営の勉強。草間プロレス経営塾開講!

Posted by JS at 23:56 / Category: 【プ】草間プロレス経営塾 / 0 TrackBack

061005_Kusama-1.jpg 5日、都内某所で草間プロレス経営塾の第1回講義が行われた。この草間プロレス経営塾は、草間氏の著書第2弾である『A級戦犯―新日本プロレス崩壊の真実』(宝島社)の中で、DDTの高木三四郎代表と対談したのをキッカケにして発足されたものだが、この対談をブッキングし、その後もちょこちょこお手伝いさせていただいたこともあって、私も講義に参加させてもらった。
 この日の講義には、DDTの高木代表と松井レフェリーをはじめ、大日本プロレスの登坂栄児統括部長、K-DOJOのTAKAみちのく代表と二グロコミッショナー、NEOの甲田哲也代表、DDTテックのマッスル坂井代表、エルドラドの川畑憲昭代表、我闘姑娘のさくらえみ代表、ジャッジサポートの金子達代表らが出席。インディー団体の代表者がズラリと顔を揃え、その前でメジャー団体・新日本プロレスの前社長が講義をするという物珍しい光景もあってか、多くのマスコミも取材に訪れた。

061005_Kusama-2.jpg この講義は月に1回程度、全11回を予定しているのだが、営利目的ではないため各参加者は受講料1000円を払って講義を受けた(受講料は場所代など必要経費に使われる)。
 1回目の講義は「現状のプロレス界分析」と題し、メジャー団体とインディー団体の違いや、プロレス業界全体が推定100億程度のマーケットしかないという現状を詳しく解説。野球やサッカーと比べても知名度では引けを取らないプロレスだが、市場としてはかなり小さい業界であることを改めて理解させた上で、それでもやり方次第ではプロレス団体の経営を黒字にすることができるということを、草間氏はプロジェクターを使いながら分かりやすく説明していった。
 さすがは、メジャー団体の新日本の前社長であり、ベルサーチなどの企業でも働いていたビジネスマンの草間氏だけあって、その様々な経験から語られる話には説得力がある。ついには観客数の実数や招待券といったタブーとされている部分(?)にまでズバリ斬り込んでいき、思わず受講者が苦笑いする場面も。

061005_Kusama-3.jpg それでもこの経営塾に参加した各団体の代表者は、プロレス再生に少しでも役立つのではないかと真剣な表情で話に聞き入り、要所要所で積極的に草間氏に質問を浴びせていった。参加者の中には高木代表のように、現役プロレスラーでありながら経営者という人も多いが、貪欲に経営について学び、何とか自分の団体の運営に活かそうとしている姿は1プロレスファンとしては頼もしく見える。こういう人たちが頑張ってくれれば、プロレス再生も夢ではないかもしれない。
 約2時間の講義を終えた草間氏は「メジャーと呼ばれる団体は何かとしがらみが多い。その分、ここに参加してくれたような団体の中からどこかが抜きん出て成功すれば、それがビジネスモデルになる。1つ良くなれば、他がマネをしたり、競争したりして、きっと業界はよくなる」と何かしらの手応えを掴んだ様子。そして、この勉強会を発案した高木代表は「ここで学んだことを、各団体がどう活かすかですね」と語った。
 2回目の講義は11月初旬に行われる予定。今後は契約問題に詳しい弁護士やプロレス界の大物OBを招いて特別講師をしてもらう予定もあるとのこと。さらに受講者も増えていく可能性があり、この経営塾はプロレス再生に向けての起爆剤に発展していくかもしれない。angle JAPANでは今後も草間プロレス経営塾を随時追っていく予定です。

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