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›2006年10月08日

前田SVは今日も舌好調! 「金子は挨拶にも来ない」「所は負けたら辞めろ」

Posted by TEAM-angle at 19:27 / Category: 【格】HERO'S(ROMANEX) / 0 TrackBack

061008_HEROS-1.jpg 8日、TBS社屋にて『HERO'S 2006 ミドル級&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦』(9日、横浜アリーナ)の直前会見が行われた。会見の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 トーナメントに出場する選手は、その選手もかなりコンディションが良さそう。中でもライトヘビー級の影の優勝候補と言われるメルヴィン・マヌーフは写真撮影の際、独特のカンフーポーズ(?)を取ってみせ、さらに他の選手にもそのポーズを強要したり、真面目に意気込みを語っている大山に対して横からちょっかいを出したりと終始ノリノリだった。
 ミドル級の黒いベルト、ライトヘビー級の白いベルトもお披露目されたが、前田日明スーパーバイザーからは「総合格闘技はこれから戦国時代に入っていく。海外も様々な団体が出来ているが、日本にはHERO'S以外にPRIDEもある。団体の枠を超えたチャンピオンシップというのも、10年20年のスパンで考えれば、そういう状況も起こるかもしれない。そうなるまでにHERO'Sのレベルをどんどん上げていく」と、何と将来的にはPRIDEとの対抗戦も視野に入れているような発言が飛び出した。

061008_HEROS-2.jpg ライトヘビー級トーナメントのリザーブファイトに出場するニュートンが、午前中に行われた計量で2回も失敗するという調整不足を露呈(3回目にしてようやくパス)。急激な減量により、体力を消耗したニュートンは会見を欠席したのだが、そのため1人で会見に出席した対戦相手の石澤(カシン)は「ニュートン選手が来ていないようなんですけど……谷川さん、ペナルティを取っていただきたいなと」と、先日のK-1 WGPで会見を欠席したバンナに対し「ペナルティを課す」と発言していた谷川FEG代表に向かって、お得意の“カシン節”を炸裂させていた。ちなみに谷川代表は写真の通り、苦笑いするだけに止まった。

061008_HEROS-3.jpg また、トーナメント並みに注目を集めているスーパーファイトの所vs金子。会見で金子は前田SVの斜め後ろに座っていたのだが、終始堅い表情。そんな金子について、会見終了後に囲み取材を受けた前田SVは「人間っていうのは色々なバックボーンを背負ってやってくると思う。社会に出る前は親の名誉だったり、学校なら入っているクラブ(部活)の名誉だったり、学校の名誉だとか。役者だったら役者の名誉でもいいよ。よく日本では礼儀とかの話になると『なんだよ!』ってなるけど、海外に出て一度親しくなって、向こうが『ハロー、ナイストゥミーチュー』って言ってるのに、こっちが無視をしたらそれで終わっちゃうんですよ。そうでしょ? 礼儀ってそういうものですよ。日本の場合、まだ未成年だったら『親の顔が見たい』とか『この親はどういう教育したんだ』ってなるし、学校に対しても『礼儀も出来ない与太者が行っている学校なんて大したことないな』ってなる。彼(=金子)のように役者の世界にいて、外に出て礼儀もできないようじゃ『役者ってのはなんて奴だ!』って広まるじゃないですか。
 俺も言い過ぎたところがあったかなと思って、直に(金子本人を)見て判断しようと思って待ってたんだけど、いつまで経っても挨拶に来ない。会見が終わってもしばらくウロウロしてたんだけど、それでも来ませんでしたね。ビビってるとか、会いたくないとか、そういう問題じゃないと思うんですよ。彼が役者だって名乗っている以上、役者の諸先輩方や後輩もそういう目で見られるし、思われる。『これだから役者は』とか『芸能人は』って。ビビってるとか、恐いとか、何か言われるかもしれないとか、何を思っているかは知らないけど、それは人間としての基本だと思うんですよ。自分はHERO'Sを統括するスーパーバイザーっていうのをやっていますけど、彼がリングに上がったら彼の安全面も見ないといけないんですよ。そういう周りのスタッフにも、もう少し(心配りが)あってもいいんじゃないかな。金子君の未熟さとかをそういう部分に感じた。それで格闘技に挑戦っていうのだから(苦笑)、それ事態がちゃっちいなぁって。まだ清々しく気持ちのいい挨拶をしてくれてれば、俺も言い過ぎたな、頑張ってほしいなって思っただろうし」と、先日の囲み取材に続いて、再び苦言を呈した。
 さらには「自分は芸能人や役者に対して、あまりいい思いはしたことないですけど、昔1回さすがだなと思ったのが、友人の結婚式の二次会で六本木のパブに行ったら、小林旭さんがたまたいらしてね。自分らはドンチャン騒ぎをしていたんで、申し訳なく思って挨拶に行ったら、『いいよいいよ。祝い事だからドンドンやったほうがいいよ』って言ってくれてね。その後もドンチャン騒ぎしてて、パッと見たらもういなかったんですよ。それで『申し訳ないことしたなぁ』と思っていながら、お開きになったときに精算に行ったら、『小林さんがご祝儀に代わりに払っていかれました』って言われてね。やっぱり昔のスターっていうのはスゴイなぁ~、格が違うなぁ~って。今時のどうしようもない芸能人とは格が違うって本当に思いましたよ。そういう人なら大尊敬しますよ。そういう先輩の顔を潰して平気な人間はダメですよね。格闘技だとか以前の問題で、これは教育の問題。ちょっと(金子は)ダメなんじゃないですか? 自分だったらどんな結果になるにしろ、『役者なのにアイツは頑張ったな』と言われるようにリング上はもちろん、礼儀正しくしてね。見られているという意識を持ってね。当たり前のことだけど、いまはそういうことを言う人がいなくなったんでね……」と、小林旭との意外なエピソードもまで持ち出し、あえてガンコ親父になり、礼儀に対して熱く語った。

061008_HEROS-4.jpg さらにさらに、そんな金子と対戦する愛弟子・所に対しても「(金子との体重差は3kgだが)所は(これで増量は)目一杯だからね。まぁ何キロだからって、それで負けたらそれで所もダメだし、アイツも終わってしまうけど、それは本人の問題だからね。1年ぐらい頑張ったぐらいの相手に負けるようなら、もう辞めたほうがいいよ。『(プロ格闘家を)辞めろ』って言うよ。ホイスとやって、ブラジルのチャンピオン(=ペケーニョ)とやって(ここまで来たのに)。リングの上ってすごく人間性が出るんですよ。全人格・全人生が出るんですよ。人間力っていうものがない奴は簡単に死んでしまうし、ある奴はどんなことがあっても這い上がってくる。それに見ている人の気持ちや心に残るような試合をする」と、何と“負けたら即引退”勧告!
 囲み取材終了後、前田SVに挨拶に来た所に対し、前田SVは「(HERO'Sのリポーターをやっている)井上和香は、前回のお前の試合を見て泣いたらしいけど、『金子君に負けるくらいなら、私、泣いて損した』って言われるぞ。お前、井上和香と○ー○○キメようとしてるんじゃないか?」と“放送禁止用語”を用いて前田流の激励。それを受けて所は「え? 今の発言を受けてですか? まぁ動機は不純なほうがいいので(苦笑)……が、頑張ります。頑張るしかないんで。(前田SVが負けたら引退と言っていたが)自分もそのつもりで! 引退試合になるようなことだけは……。カードが発表された時はプレッシャーを感じましたけど、今はもう全然なくて楽しむくらいの気持ちで」と言っていたのだが、その後引退はともかく負けたら坊主にすることを約束。しかし、そう言った直後に「ちょっと、何かそれを言うまでは大丈夫だったのに……」と再びプレッシャーがかかってしまった様子。大丈夫か、所!?

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