プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2006年10月10日

ミドル級王者・カルバンがKID戦&魔裟斗戦を熱望! 前田SVは金子に同情!?

Posted by TEAM-angle at 14:54 / Category: 【格】HERO'S(ROMANEX) / 0 TrackBack

061010_HEROS-1.jpg 10日、都内のホテルで『HERO'S 2006 ミドル級&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦』の一夜明け会見が行われた。会見の詳報はバトル三昧をご覧下さい。
 会見に出席した谷川FEG代表が、昨夜のTBS・HERO'S中継が平均で14.6%だったことを発表。島田紳助の特番や北朝鮮の核実験を報じる報ステなどが裏番組だったにも関わらず、フジの古畑&SMAPに次いで2位だったそうだ。これを聞いた前田SVは「裏番組にSMAPだとか、島田紳助がどうのこうのと言ってますけど、FEGがバックについて自分を守ってくれるなら、島田紳助が昔どういう悪いことをしたかとか、SMAPが実際に会ったらいかにクソガキかというのを明かしますので、視聴率も取れるんじゃないかな。まぁ桜庭、KID、元気がいない状態で14%取れたっていうのは良かったんじゃないかな」といきなり日明節を炸裂。
 さらに20.6%の瞬間最高視聴率を記録したのが、やっぱり所vs金子戦だったことについては「どうやら名脚本家がいたみたいで、あとから考えてみたら『アレ? これって思いっ切り乗せられているんじゃないかな』と思ってね。あと3年で50(歳)なのに、いつまでも子供じみたことしてるよって(笑)。そう思ったら金子君が可哀想になって、試合後に謝って慰めましたけど」と、自らが連日の会見で金子批判をしたことが、結果的に高視聴率獲得にひと役買ってしまったことに気付いた模様。これを横で聞いていた谷川代表は、ただ笑うだけ。これも谷川マジックか?

061010_HEROS-2.jpg なお、選手はミドル級トーナメントを制したJ.Z.カルバンのみが出席。ライトヘビー級トーナメント覇者の秋山成勲は、『朝ズバ!』出演後、ナイキのCM撮影のため渡米したため欠席となった。
 優勝賞金を「何かモノを買うのではなく、ドン・フライみたいに長く現役が続けられるようになるために使いたい」と語ったカルバンは「山本(KID)選手と対戦したい。彼はまだ『自分がミドル級のチャンピオンだ』と思っているかもしれないが、そう思っているなら俺のベルトを取りに来ればいい。彼のファイトスタイルは俺も好きだし、参考になるよ。あと自分は常にチャレンジしていくのが好きなんで、K-1 MAXにも挑戦したい。魔裟斗と対戦できたら光栄だ。HERO'Sに続いてMAXのベルトも獲ったら、抱いて寝たいからベッドを大きくしないとな」と、KIDとのミドル級トーナメント王者対決&MAXでの魔裟斗戦という黄金カードを自らブチ上げた。なお、トレーナーのマック高橋氏によると、カルバンの手のケガの回復具合にもよるが、FEGからは大晦日の相手として、KIDと魔裟斗の名前が実際に挙がっているそうだ。

061010_HEROS-3.jpg 会見では今後の金子に関して、「ZSTのオープニングファイトから始めてはどうか」と提案をし、大会前よりはかなり軟化した態度だった前田SVは、会見終了後に記者から谷川代表が金子を『Dynamite!!』に出場させる意志があることを伝え聞くと、「う~ん、何かラッキーパンチとかラッキーキックとかで勝っても、相手選手も可哀想だし、『コイツに勝ったから、次はコイツ』ってマッチメークする谷川も可哀想だし。そういう無理をやって何がダメかって、普通はまず3年間みっちりやってベースが出来て、さらに次の3年で積み上げていって、6年目移行でやっと自分のスタイルとかが出来てくるんだから、まだ(金子は)ベースを作る段階だよ。それを『こうやれ、ああやれ』って要求されて断れない立場っていうのもあるだろうし、そういうのを考えると可哀想だなって気がするよ。やっても後味悪いんだよね。例えば昨日、反対に所が負けたら、それで所は引退しろってなって、金子は次にペケーニョとやれとか、カルバンとやれってなるじゃない。そうなったら、どうなる? ケガするよ。そんなの見て、何が楽しいの? 金子は乗せられたっていうより、断れなかったんだよ。辛い立場で可哀想だとは思うけど、SVとして権威とかを守らないといけないから、あえて言ったけど……」と金子の立場を察して同情するような発言。
 結局はタレントの試合が高視聴率を取ってしまうことに対し、「ジレンマがあるよね。20年くらい前だったら『何やってんだ!』ってなったものだけど、主催者側もマスコミもメディアも、みんながそういうところに歯止めがなくなったというか、面白ければ良くて、注目されれば勝ちだよって感じになってる。HERO'Sは前回までの視聴率がそんなに良くなくて、谷川も追いつめられていた部分はあると思うけど。う~ん、難しい! 主催者側の気持ちも分かるし、やる側の気持ちも分かるし。でも長い目で見れば、あまりこういうことをやるもんじゃないと思うんだよね」と、そういう風潮を嘆きつつも、視聴率のことも視野に入れたマッチメークをするしかない谷川代表の苦しい立場を思いやった。
 いろいろな人の立場を考えて苦しい発言が続いた前田SVは、最後に「○○と○○○をぶっ潰して、○○○○にいる俺が見つけてきた選手をみんな連れてくれば視聴率も取れるよ」と、何とも凄まじいブラックジョークを吐いて去っていった……。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif