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›2006年11月15日

GPWA第1回主催興行はひとまず成功! しかしメインを見たアノ人は辛口批評

Posted by TEAM-angle at 00:03 / Category: 【プ】サミットシリーズ・合同興行 / 0 TrackBack

061114_GPWA-1.jpg 14日、後楽園ホールで開催されたGPWA(グローバル・レスリング連盟)第1回主催興行。この大会の模様はEZweb公式コンテンツ『ナイガイモバイル☆バトル』でお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 GPWAにはノアをはじめ、ZERO1・MAXやDDT、K-DOJO、エルドラド、Iジャ、BML、健介オフィスのほかにも高山や鈴木といったフリーの大物選手も加盟しているが、第1回大会では各団体からイチオシ選手が出場した混合カードから、団体提供試合、団体vs団体の対抗戦など、なかなかバラエティに富んだカードが並んだ。
 大会開始前には三沢会長をはじめ、各団体の代表者(理事)がズラリとリングに上がり、「GPWAはこれからではありますが、若い選手が試合をできる場を提供できたと思います」と挨拶。そこからメインの第7試合まで休憩なしのノンストップで進行していったが、進行・客入り・盛り上がり具合から見て、第1回大会としてはひとまず成功だったといっていいだろう。

061114_GPWA-2.jpg メインを務めたのは、これからの日本マット界を担うノアの潮崎、健介オフィスの中嶋、エルドラドの菅原vsK-DOJOのKAZMA、DDTのHARASHIMA、ZERO1・MAXの崔。
 それぞれが団体の看板を背負っている上、メインという大役もあってか、ちょっと動きが硬い感じもしたのだが、意地の張り合いが前面に出た若手らしい試合ではあった。中でもインディー・サミットには出てこないノアというメジャー団体に所属し、あの鉄人・小橋建太の愛弟子でもある潮崎は獲物としてはオイシイ存在。それだけに途中、かなり集中攻撃にあってしまったが、最後は小橋譲りの月面水爆で見事勝利した。
 試合後、潮崎は「定期的にというのはなかなか難しいと思うけど、継続してやっていければ」と語っていたが、確かにノアにはSEMという若手主体の大会もあるし、各団体のスケジュールを調整しなければいけないことを考えると、なかなか定期的に大会を開催するというのは難しいかもしれない。だが、インディー団体の選手にしてみれば、あまり絡む機会がないメジャー団体とも絡むことができるわけし、その逆にメジャーの選手にとってみても、他団体の選手と絡むというのは勉強になるはず。それに多くの関係者が見守っているリングだけに、出場選手にとってはあらゆる意味でアピールができる貴重な場である。
 しかし、中嶋が出場しているメインを観戦した健介オフィスの北斗晶は「選手たちの自分たちが何とかしようという気持ちは分かるが、お客さんが望んでいた試合ではなかった気がする。今日の試合で満足しちゃったらダメだよ。あれがいい試合って言って、満足したらいけない。自分のところの選手(=中嶋)の試合しか見ていないけど、中嶋勝彦があれで全部出せたとは思わない。これで上の人たちがいなくなったら、プロレス界は終わりになる。マネジャーとして勝彦に『あれで満足したの?』と聞きたい。厳しいかもしれないけれど、『良かったよ、頑張ったね』って言われてちゃ誰も伸びない。ダメになる。あれでお客さんが満足したようには見えなかった」と厳しい発言。

061114_GPWA-3.jpg 確かにこの大会では、各団体が「普段のうちのリングではこういう試合をしています」というアピールするような“提供試合”がいくつか組まれていたが、エルドラドのエル・ブレイザーの飛び技や、K-DOJOのハンサムJOEのアピール、そしてDDTのディーノによる濃厚な絡みなど、オリジナリティ溢れるパフォーマンスで観客を沸かしていたのに比べると、メインの試合はまだまだ荒削り。
 激しいライバル意識で、睨み合い、殴り合い、蹴り合いというスタイルも若手らしくていいのだが、やはり大きな大会のメインとなれば、それなりに高いレベルが要求される。メインに登場したメンバーは、次代のプロレス界を担う存在ではあるが、現時点で各団体の第一線で活躍しているわけだし、やはり北斗がいうようにもっと観客が熱狂し、感動するような試合を見せてほしいという思いはある。次回大会ではどんなカードが組まれるのか分からないが、菊タローがエンディングで「プロレス界は不況とかいわれていますが、今日見た感想としてはいい選手がいっぱいいると思います」と言ったように、プロレス不況を吹っ飛ばすようなスター選手が出てくることを願ってやまない。

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