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›2006年12月03日

K-1レジェンド3タテでシュルトが連覇。ホーストはゴンドラ上からGood-Bye!

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

061202_K1WGP-1.jpg 2日、東京ドームで開催された『K-1 WORLD GP 2006 IN TOKYO~決勝戦~』。同日地上波のテレビ中継もあったが、地上波ではカットされた表彰式やホーストの引退セレモニーの模様、全試合の詳細、試合後のコメントなどはバトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 このGPで引退が決まっていた“Mrパーフェクト”アーネスト・ホーストは、準々決勝のディ・ファウストに勝利し、準決勝でバンナを下したシュルトと激突。ダウンこそしなかったものの判定で敗れたため、結果的にこれが引退試合となった。
 決勝戦終了後に行われた表彰式が終わってから、ホーストの引退セレモニーが行われたのだが、そこでホーストにはいま話題の藤原紀香譲、ひと足先に引退したベルナルド、さらには初代K-1GP王者のシカティックらから花束が贈られた(第1回K-1GPでホーストがモーリス・スミスを豪快にKOしてみせ、その決勝で今度はホーストがシカティックに豪快にKOされるシーンが見られたことでK-1人気が爆発したものだ)。
 その後、ファンにメッセージを送ったホーストはゴンドラに乗り込み、スタンド席のファンにも最後の挨拶。多くのファンが試合が終わったにも関わらず、帰宅することなく、ホーストに大きな声援を送り、ホーストも記念品を投げ入れながらファンの声援に手を振って応えていた。

061202_K1WGP-2.jpg しかし、今年のGPにはあっと驚くドラマが待っていた。昨年もグラウベがリザーブファイトから勝ち抜いていって、最終的には準優勝するという展開があったが、今年は準決勝のレミボンvsレコ戦でレミボンが開始直後のローブローで大きなダメージを負い、一旦試合が中断。先にセフォーvsマヌーフ戦を行ってから仕切り直されたが、レミボンは再度ローブローを食らってしまい悶絶。何とか試合は最後までやり遂げて判定勝ちを収めたが、結局ドクターストップがかかってしまい準決勝に出ることができず!
 そうなると、本来ならレミボンの対戦相手であるレコが準決勝に進出することになるのだが、急所攻撃を2度もやっておいて準決勝進出だったら完全にブーイングものだが、何とそのレコも足を負傷してドクターストップ!
 その結果、リザーブファイト1で武蔵に圧勝したアーツが準決勝に進出することになり、さらにシュルトはこの日1日でバンナ、ホースト、アーツという創生期からK-1を支えてきたレジェンドファイターを下して優勝するというドラマを生んだ。
 これには谷川プロデューサーも総評の際、「裏MVPはレコですね(笑)。(舞台)裏に帰ってきたら『できない』って言ってドラマを作りましたからね。紹介VTRで『道を踏み外した男』って言われてましたけど、さすがですよ(笑)」と語ったほどだ。

061202_K1WGP-3.jpg レコを裏MVPに挙げた谷川Pが表のMVPに挙げたのは、やはりアーツ。「13年連続でベスト8に入っていたのに、今年は病気で入れなかった。でも結果的には入ってしまったんだからサプライズですよね」と語っていた。
 アーツ本人も試合前の紹介VTRでは「なんで俺が決勝トーナメントに出られないんだ!」とか言っていたが、試合後は「まさかトーナメントに出て、しかもセームとやるとは夢にも思っていなかったよ」と本音を漏らしていたほど。しかし、決勝のシュルト戦では気迫で前へ前へと出て行き、男気を見せまくっていた。そんなアーツに観客から大きな声援が飛んだが、アーツは「それはやっぱり俺が一番カッコイイからじゃないか」とテレ隠し(?)。
 ホーストの引退ということで、戦友であるアーツの頑張りが印象的だったが、その反面でシュルトの快進撃を結局誰も止めることができなかった。だからこそアーツに声援が集中したという部分もあっただろう。谷川Pも総評の最後で「ピーターもこのままでは終わらないでしょうし、涙が出るくらい嬉しかったですけど、確実に世代交代の波は来てますね」と語っていた。 

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