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›2006年12月14日

びっくりするような顔ぶれがズラリ! 夢のつづきは各団体へと広がっていく!?

Posted by TEAM-angle at 23:07 / Category: 【プ】サミットシリーズ・合同興行 / 0 TrackBack

061214_Bikkuri-1.jpg 14日、後楽園ホールで行われたびっくりプロレス・プロモーションの『お前ら、見たらわかるやろ!!2』。びっくりプロレスとは、DDTの松井レフェリーがプロデューサーとなって行われるイベントなのだが、松井レフェリーのネットワークを活かしてDDTや元大阪プロレス勢の参戦に加えて、びっくりのエース的存在であるマグニチュード岸和田と因縁のあるCIMAやライガーも参戦し、文字通り“びっくり”するような顔ぶれが揃った。もうドラゲーやDDTをプッシュしてきたバトル三昧としては堪らない大会。渾身の試合リポートはリアルタイムでお伝えしたので、ぜひご覧下さい。
 中でもびっくりプロならではの顔合わせとなったのが、セミファイナル。CIMAとGammaという最近のドラゲーマットを熱くしまくっている抗争に、CIMAとは同じジム(ミッドブレス)に通う高木三四郎と、あらゆるリングで活躍する仕事人・ディック東郷が加わった夢のタッグマッチ。まさかCIMAと三四郎の同時ファイアーポーズが見られる日が来るとは思ってもみなかった!

061214_Bikkuri-2.jpg この日が後楽園初披露となったCIMAの坊主頭(ドラゲー大阪大会でGammaとの髪切りマッチで敗れたため)と同じくらい新鮮だったのが、三四郎とGammaの絡み。
 ドラゲーマットでは悪の限りを尽くし、ファンからの大ブーイングを浴びまくっているGammaだが、この日は試合前に元マネージャーのフランソワーズから花束とキスを贈られてニンマリ。ところが試合が始まってみると、いきなり三四郎に奇襲を仕掛け、場外戦へ。両者とも観客のカバンや傘を凶器にして殴り合うというヒートアップぶり。だが、この試合が面白かったのが、レフェリーが和田京平氏だったこと。竹刀を随所で持ち込んできたGammaだが、その度に京平さんが厳格に注意!
 しかし、最後は三四郎がGammaにプロテインの袋を頭から被せられて戦線離脱をしている隙に、GammaのGammaスペシャル→東郷のダイビング・セントーンでCIMAがピン負け。ことごとくGammaに勝てないCIMAだが、試合後は三四郎とのマイクアピール合戦。「俺はこのマイクでプロレス大賞の技能賞を取ったんや!」というCIMAに対し、プロテインまみれになった三四郎はドラゲーマットでCIMA&ハルクとタッグを結成した飯伏に続き、「俺もB×B三ちゃんになりたい!」と猛アピール。それに対し、CIMAは「いますぐ東京ドームを押さえろ! そうしたらメインは男色ディーノvs男色シーマや!」と最高のマイク合戦。お互い「夢の続きはまだまだ見れそうだ」と叫んだだけに、この顔合わせはびっくりマット限定ではないかもしれない。

061214_Bikkuri-3.jpg 元大阪プロで様々な団体で笑いを振りまく菊タローと、ドラゲーの現オープン・ザ・ドリームゲート王者のドン・フジイのコンビに対し、ハッスルやアパッチで最高っぷりを見せている黒田と、無我から蛇界まで幅広いスタイルに対応している長井のコンビによるタッグマッチも、このリングならでは。プロレス界屈指の“役者”というか“芸達者”な面子が揃ったタッグマッチである。
 それだけに、いきなり入場時からフジイさんとリングサイドを陣取っていた黒田の熱狂的ファンのオバサンがやり合ってみせ、早くも場内は大爆笑。試合でも笑いを随所に織り交ぜた丁々発止のやり取りを展開。中でも菊タローにバックを取られた長井が「あ、デルフィンだ!」と叫び、菊タローが狼狽えた瞬間に急所蹴りして脱出したシーンは大ウケ! ちなみにこの言葉には、松井レフェリーまでダメージを受けていた。そして長井は試合後、「このリングでデルフィンっていう名前はNGなのか? もっと勉強してくるよ!」とマイクアピールしてみせたのだから最高だ。そんな長井に対し、菊タローも「まさか無我に僕のライバルがいるとは思いませんでした。昔WOWOWで試合を見ていたあの長井さんが……」と、○いしん坊仮面、荒谷に続く新たなライバルに長井を指名した。

061214_Bikkuri-4.jpg そんなバラエティ色豊かな試合が続いた中、メインを飾ったのは因縁深い岸和田とライガーのシングル戦。この日は赤ライガーだったが、終始「こい、小僧! コラ!」と挑発しまくっていたライガーは、場外で鉄柱とイスを使って岸和田のヒザを破壊したり、岸和田のマスクを半分近く引き裂くなど、黒ライガー真っ青のラフファイト。
 普段はヒールの岸和田だが、ヒザを引きずり、口から血を流しながらも立ち上がっていく姿に、場内から岸和田コールが起こり出す。雪崩式垂直落下式ブレーンバスターや掌底を食らってもカウント2で返した岸和田だったが、最後はライガーの怒濤の垂直落下式ブレーンバスター3連発で、ついにマットに沈み、担架で運ばれていった。
 そのほかにも新日本の稔とDDTの飯伏という“イケメン”対決も実現。今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで優勝した稔に真っ正面からぶつかっていった飯伏。序盤はまだ余裕を見せていた稔だが、飯伏がムーンサルトを放ち、稔がかわしてみせると、何と着地した飯伏は間髪入れずその場飛びムーンサルトを放ってみせたシーン。
 これを食らった稔は、徐々に本気モードに入り、最後はフルネルソンバースト、テラマエ・485で叩き付け、起きあがろうとした飯伏に迷子の子猫ちゃん(バズソーキック)を叩き込んでの腕ひしぎ逆十字というフルコースで勝利した。
 試合後、飯伏の健闘を称えて手を差し伸べた稔に対し、その手を振り払った飯伏。佐山タイガーもその素質を認め、いまや様々なインディー団体に参戦している売れっ子レスラーの飯伏だが、レベルが高いとされている新日本ジュニアとの対戦ももっと見たくなった。

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