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›2007年02月18日

全日本に川田、TAJIRI、大鷲が継続参戦! カズ、論外、TAKAは離脱!?

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

070217_AllJapan-1.jpg 17日、両国国技館で行われた全日本プロレス『プロレスLOVE in 両国vol.2』。かなりの長丁場となったこの大会だが、今後の全日本にとって分岐点になりそうな内容だっただけに、ぜひ試合後のコメントまで網羅したバトル三昧でご確認下さい。
 メインは鈴木vs小島の三冠戦。前哨戦では鈴木からフォールも奪っていた小島は、終盤CCDや後頭部へのラリアットで追い込んだが、最後のラリアットを狙った際にかわされてしまい、背後を取られてしまう! そのまま逆落とし→スリーパーを2回繰り返し、小島は力尽きた。
 ドラマが起きたのは試合後だ。王者・鈴木が小島をはじめとする全日本プロレス全体に対し、「来月、チャンピオン・カーニバルっていうのがあるんだろ? あれを今年から俺への挑戦者決定戦に変えてやるから、そこでまた頑張りなさない」と挑発していくと、そこに姿を現したのは……

 鈴木の宿敵である健介。さらにケア。そしてTARUが現れてブードゥー・マーダーズから諏訪魔とRO'Zをチャンカーにエントリーさせることを表明。さらに小島も「あまりにも流れが速過ぎて悔しがる時間がねぇよ!」と愚痴りながらもチャンカー出場を表明。そして武藤社長もLOVEポーズで参戦を表明し、前KO-D無差別級王者の大鷲もチャンカーに参戦を表明した。
 鈴木の持つ三冠王座への挑戦権を賭けて、後楽園5連戦を闘い抜くのかと思いきや、鈴木の背後に忍び寄る影が……
 何とTAJIRIが鈴木にグリーンミストを噴射し、「風に聞いたんですけど、あなた、世界で一番性格が悪いんだって? でもさ、世界を知っているの? この本当に世界を知っている僕がプロレスを教えてあげようと思ったけど、あなたチャンピオン・カーニバルに出ないんでしょ。とりあえず、僕はエントリーしますんで!」と、鈴木に宣戦布告すると同時にチャンカー参戦を表明した。
 これに怒った鈴木は「さっき言ったのは全部なしだ! 俺もチャンピオン・カーニバルに出る。お前とやらせろよ! 俺に勝ったらこのベルトをお前にくれてやるよ!」とTAJIRIに言い放ち、これで9選手がチャンカー参戦を表明。会場は次々にリング上にレスラーが名乗り出る、このエンディングに大いに盛り上がった。

070217_AllJapan-2.jpg 川田もこの日、ケアとのタッグで世界タッグ王座を奪取。しかし試合内容がどうもイマイチだったこともあり、諏訪魔に対して再戦を要求。この辺の流れから、昨年までハッスルが主戦場だった川田だが、定期的に全日本にも参戦することになる思われる。そして同じハッスル勢であるTAJIRIもチャンカーに参戦を表明し、こちらも当分全日本に継続参戦しそうだ(会場にはハッスル大統領の姿も見られたが……)。さらにこの日、曙のパートナーとして全日本に初参戦した大鷲もチャンカーに参戦が決定。
 全日本ヘビー級戦線の厚みがグッと増した形になった一方、今までジュニア戦線を中心に全日本マットを盛り上げてきたNOSAWA論外、カズ・ハヤシ、TAKAみちのくの3人が、第1試合の試合後に全日本のジャージをリング上に重ねて置き、一礼してリングを降りた。長年プロレスを見てきた者からすると、何やら気になるシーンだが、試合後カズが「今日を終えて、自分らは無期限で全日本シリーズを欠場します」と言うと、TAKAも「アッチを目指そうぜ、行けば分かるさ」と言い、さらには論外も「もう帰ってこないから~」と、事実上全日本離脱と思われる発言をしていた。

070217_AllJapan-3.jpg そんな大きな流れのあった両国大会だが、ベストバウトも文句なく近藤vs中嶋の世界ジュニア戦だろう。次々に全日本ジュニア勢を倒していった近藤に、若干18歳の中嶋が挑んだ一戦だが、先日の健介オフィス旗揚げ戦で“親父”健介と真っ向勝負をした中嶋は、近藤のキングコング・ラリアットを警戒して徹底して腕攻撃に。
 しかし近藤もジュニア離れしたパワーを武器に、ザ☆オリジナルやランサルセでどんどん追い込んでいく。しかし中嶋は今まで近藤に敗れたTAKAやカズの得意技まで使い、水面蹴りで近藤をなぎ倒すと、クロスアーム式ジャーマンや、健介ファミリーの切り札であるノーザンライトボムまで繰り出したのだが、それでも3カウントが奪えない。最後はキングコング・ラリアットを食らいながらも立ち上がった中嶋が、キレイなブリッジのジャーマンで3カウントを奪い、史上最年少世界ジュニア王者となった。
 健介が中嶋の腰にベルトを巻き、北斗が笑顔で見つめる中、健介が中嶋を誇らしげな顔で肩車する姿は実に印象的だった。

070217_AllJapan-4.jpg 両国らしいカードということで、なかなか盛り上がったのが曙&大鷲vsスモー・リキシ&ジョニー・ダンの一戦。昨年大晦日の総合の試合で敗れ、山ごもり特訓をしていた曙が武藤親方から声をかけられ、久しぶりに全日本復帰。その相手を務める元WWEのリキシのパートナーは一度は荒谷と発表されたが、リキシが「アラヤでは不満」ということで急遽パートナーが変更に。
 謎のパートナー、ジョニー・ダンは金髪にマワシ&レガースというリキシスタイルの男。どう見ても、かつて大相撲で“序二段”だった荒谷だが……。そんなダンはとくに活躍しないまま、四股を踏んだ曙とリキシが立ち会いからぶつかり合うなど、何とも両国らしい試合展開になった。そして最後は曙が64でダンをフォール。
 試合後、ダンの不甲斐なさに激怒した力士が、ダンにスティンクフェイスを見舞い、曙&大鷲とダンスを披露。さらにダンは曙からもスティンクフェイスを食らい、最後は1人リングに取り残されると、そこに『天才バカボン』のテーマが流れ出す。哀愁を漂わせながら引き上げていった荒谷……もとい、ジョニー・ダン。ある意味で一番おいしかった。

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