プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2007年03月01日

モバゴンは閉鎖! 本誌・週刊ゴングも休刊!? え、それはガセ?

Posted by JS at 22:37 / Category: 【プ】プロレス全般 / 0 TrackBack
老舗「週刊ゴング廃刊」 社員もビックリのガセネタ?(J-CAST ニュース)

 プロレス雑誌の老舗で40年も続いた「週刊ゴング」が2007年3月7日発行号で廃刊になる、といウワサ話が07年2月28日から流れ、ネットの掲示板やブログでは廃刊を惜しむカキコミがあふれている。ところが、調べてみると、正式決定はされていない様子。真相はどうなのか。

 HERO'Sの会見を取材したあと、仕事の打ち合わせを1本して戻ってきたあとに、ネットサーフィンをしてみたら『ゴング』の話題がエライことになっているではないか。
 昨日、ゴングのケータイサイト『モバイルゴング』(以下モバゴン)が今月中に一時閉鎖することを発表したのは私も知っているが、モバイルと本誌はイコールでは結ばれない。週刊のプロレス専門紙は2誌しかないが、プロレス・格闘技系ケータイサイトは20~30サイトくらいある。それを考えれば、ひとまず競争相手が多いモバイルは一時閉鎖して、その分看板である本誌が生き残るために注力していくというのは、当然あり得る話だろう。だからモバゴンが閉鎖したからといって、即本誌ゴングも廃刊(休刊)するとは限らない。

 どうやら今回の騒動(?)は、2月28日にファイト!ミルホンネットが「週刊ゴング廃刊決定」という記事を出したのが火付けになったようだ。この日はモバゴンが一時閉鎖を発表した日だっただけに、確かにこの記事は信憑性が高いような気がしてしまう。
 さらに翌3月1日になって、ZAKZAKが「週刊ゴング、ついに廃刊…10億円債務“とどめ”」という記事を出し、ターザン(山本!)さんが自身のサイトで「『週刊ゴング』休刊について。」という記事を出したことで、“ゴングは来週号で休刊(廃刊)!”が決定事項のように広まったようだ。
 しかし、夕方になって上記のJ-CASTニュースが、ゴング発行元の日本スポーツ出版社に取材をした上での「ゴング廃刊はガセネタでは?」みたいな記事を出したことで、とりあえず「廃刊(休刊)は確定ではないらしい」ということで落ち着いたといった感じか。

 私もプロレス・格闘技業界で働く者の一人として、また1プロレスファン&専門誌愛読者として、ゴングの動向は非常に気になる。ここ数日、業界関係者にお会いしたり、電話で話す機会があれば、当然ゴングの話題になる。
 ちなみに、つい先日モバゴンのスタッフの人に「ゴングはどうなんですか?」と訪ねたら、「バタバタしているけど、よく分からない」と言っていた。まぁそれも当然だろう。本誌ゴングとモバゴンのスタッフは別部隊だという。私もナイガイモバイル☆バトルの仕事をしているが、本紙内外タイムスとはまったくの別部隊で、本紙や会社がどういう状況とか、そういうことは分からないというのが正直なところ。それを考えれば、モバゴンのスタッフさんが本誌の状況はもちろん、会社の状況がよく分からないというのも頷ける。
 とにもかくにも、先日の前社長が逮捕された事件の前から、ゴングの売上がかなり厳しい状況にあったことは間違いなさそうだ。それは出版不況だったり、プロレス人気の低迷だったり、様々な要因があるわけだが、昨年『週刊ファイト』が休刊したことを考えてもプロレス専門誌はどこも厳しい状況だということだろう。
 前社長の逮捕が厳しい状況にさらに追い打ちをかけたり、会社内がバタバタし出したのも間違いないと思うが、この事件が起きたから即廃刊(休刊)というのもいささか疑問だ。逆を言えば、ゴングはかなり厳しい状況が続いていて、いつ休刊してもおかしくない状況だったが、たまたま今回の事件が“トドメ(またはキッカケ)”になって、日本スポーツ出版社がモバゴンやゴングを辞めるのを決めたと言われれば納得はできる。
 ……とはいえ、まだ日本スポーツ出版社が正式にゴングの休刊(廃刊)をアナウンスしたわけではない。バトル三昧では、元ゴング編集長のGK金沢氏や『ゴング格闘技』で執筆されている茂田氏がコラムを連載しているので、近々何かを書いてくれるかもしれないし、来週発売のゴングで何らかの発表があるようなので、とりあえずはゴングの動向を見守りたいと思う。

【3月2日22時30分追記】

一連の報道について

 読者様・関係者様

 『弊社では2月27日に社内ミーティングを行いましたが、当然ながら退職を希望する者も出て参りました。
今回の報道につきましては、その中の一連の誤解の中で報道されてしまったものであります。
実際、多少の部数なり、コストなり下げて発行は致しますが、廃刊という事実はございません!
 本来であれば新代表の内田幸文がマスコミ各社へ正式に対処すべきところではありますが、只今資金繰りに奔走し時間が取れない状況であります。
誤った情報の流出により各種方面の関係者の方々や、ご愛顧いただいております読者の皆様方には、多大なるご迷惑をおかけしていることを先ずお詫びしますとともに、
週刊ゴング廃刊の報道を強く否定させて頂きます。』

株式会社日本スポーツ出版社 役員一同

 日本スポーツ出版社がホームページ上でゴングの廃刊を否定! とはいえ、その文面からは、やはりなかなか厳しい状況にあることが分かる。とりあえずは、一部でまるで決定事項のように報じられていた、「来週号で休刊(廃刊)」ということはなさそう。ゴングがここから巻き返せるかどうか……ひとまずは日本スポーツ出版社の新役員の手腕に期待したい!

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif