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›2007年03月11日

SUWAの引退興行で、C-MAXが最後の揃い踏み! ヒール魂は近藤に伝承

Posted by TEAM-angle at 18:40 / Category: 【プ】ElDorado(dragondoor)・カスイチ / 0 TrackBack

070311_SUWA-1.jpg 11日、後楽園ホールで行われたSUWA国内引退興行『SUWA FINAL』。この大会の模様はナイガイモバイル☆バトルで、全試合詳細&写真&試合後のコメント付きでお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 闘龍門JAPAN→DRAGON GATE→フリーで、活躍してきたSUWA。そのヒールぶりは関係者やマニアの間でも評判が高かった上、まだ若いしプロレスが出来ないほどの大怪我や大病で引退するわけでもない。それだけに非常に惜しまれる引退だが、会場にはカードが事前に分からないにもかかわらずたくさんのSUWAファンと、フリーになってからの主戦場だったノアからもたくさんの選手が駆けつけた。そして最後はノア勢や闘龍門時代の仲間たちに囲まれ、10カウントゴングを聞き、胴上げをされたSUWA。非常にいい引退興行だったが、何と言ってもこの日ファンを喜ばせたのはオープニングだろう。

070311_SUWA-2.jpg オープニングに登場したSUWAが突然「クソガキとオッサン、来てるんだったら出てこい、オラー!」と叫ぶと、そこに現れたのはCIMAとドン・フジイ! この日はドラゲーの興行も夜からあるにも関わらず、何よりSUWAがドラゲーを離脱して以来、解散→完全に疎遠になっていたクレイジーMAXが最後の最後で再び顔を揃えたのだ。
 さらに、こちらもドラゲー離脱以来、CIMAらとは疎遠になっていたTARUもSUWAのセコンドとして姿を現し、第1試合はSUWAvsCIMAの最初で最後の公式シングルマッチ5分1本勝負が行われた。闘龍門JAPAN時代、大一番で着用していた白いコスチュームに、懐かしのピエロメイクまで施し、フジイさんがゴングを鳴らすクレイジーファッキンまで見せてくれたCIMA。SUWAもまるで今までのことを洗い流すかのように、5分間目一杯CIMAと渡り合った。
 試合後、握手もないしに一旦はリングを降りた両者だが、クレイジーMAXとは縁が深いリングソウルの藤永オーナーがリングに上がり、「これが最後なんだよ! みんなもクレイジーMAXが揃ったところを見たいよな!」と絶叫。すると、まずSUWAが「CIMA、フジイさん。今日は俺のために来てくれて、ありがとうございます」と礼を言う。これを聞いたCIMAが「俺とフジイさん、心から言わしてもらうわ……10年間、お疲れさん。俺はこの大会を絶対に邪魔しにきたわけじゃない。それだけは分かってくれ」と送別の言葉を述べる。この様子をリング下で見守っていたTARUに対し、SUWAが「今日は俺のために上がって、記録として残してもらえないですか」と言うと、ついにTARUもリング上に。最後は全員が握手を交わして、クレイジーMAXのTシャツを着て、『CIRCUSSY』が流れる中で4人が一枚の写真に収まった。

070311_SUWA-3.jpg この日は全カード当日発表だったが、セミではTARUとYASSHIのパートナーとして、ダーク・エージェントの齋藤彰俊が登場。すると、その相手としてまずはノアの潮崎が登場。YASSHIが「SUWAさんはマッチメークのセンスがないんやないか?」と毒突くと、何と潮崎のパートナーとして鈴木みのる&高山善廣が登場! これにはさすがのYASSHIもビビってたじろいだ。
 そしてメインはSUWAと近藤の一騎打ち。SUWAが“ヒール魂”を伝承する相手として選んだのが、近藤だということか。ここ最近の近藤は様々な団体で名勝負を生産しているが、この日もSUWA相手にランサルセ、首投げ、ザ☆オリジナル、さらに奥の手ゴリラ・クラッチまで出していき、またも熱戦を繰り広げてみせた。SUWAもジョン・ウーやFFF、さらにトペまで見舞っていき、とても引退する者とは思えない動きを見せたが、最後は近藤のキングコング・ラリアット2連発に沈んだ。
 メイン終了後、SUWAの引退セレモニーが行われた。その中でマスコミから記念品が贈られたのだが、“休刊”が囁かれている週刊ゴングがリングに登場すると、観客からゴングに声援が飛び、SUWAも手を叩いて檄を飛ばした。そしてノアのKENTA、志賀、そして秋山がリング上に上がって花束を渡す。さらに現在はノアの営業部長の永源さん、アニマル浜口さん、ウルティモ・ドラゴン校長もリングに上がって花束を贈った。ヒールとして悪行三昧を繰り広げたSUWAだが、最後は怒りでも涙でもなく、笑顔で「今日ケジメの引退試合をやりましたが、今日は私の第2のステップの始まりの日でもあります。さらなるデカイ男を目指して頑張っていきますので、また何かご縁がありましたら、よろしくお願いします!」と挨拶をしてリングを降りた。
 いわゆるメジャー団体出身ではなく、プロレス学校だった闘龍門出身者のSUWAが、フリーのレスラーとして引退試合を自主興行として行い、これだけの豪華メンバーが集まって、超満員のファンを大いに喜ばせたのだからスゴイ。それだけSUWAというレスラーが、充実したレスラー人生を歩んできた証拠だろう。

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