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›2007年03月14日

週刊ゴングが今週号で休刊! ゴン格は今春、ほかの出版社から復刊予定!

Posted by JS at 11:35 / Category: 【プ】プロレス全般 / 0 TrackBack

プロレス雑誌「週刊ゴング」休刊 14日発売1167号で(スポーツ報知)

GONG_No1168.jpg すでにご存じの方が多いだろうが、プロレス専門誌の『週刊ゴング』が、本日発売のNo.1167をもって一時休刊することになった。休刊することになった理由は、不況による経営環境の悪化とともに、やはり日本スポーツ出版社の前田前社長の逮捕という不祥事がトドメになったようだ。ただし“廃刊”ではなく、あくまでも一時的な休刊であることを強調。関係者は「名前を残した形で他の出版社に買い取ってもらいたい」と話しているとのこと。
 日本スポーツ出版社のHPを見てみると、格闘技専門誌の『ゴング格闘技』のほうも休刊することになったが、同じスタッフで今春の復刊を予定しているとのこと。どうやらこちらはひと足先に“買い取り手”が見つかったようだ。

GON-Kaku_No178.jpg 格闘技雑誌の場合は、いくらケータイサイトやネット上で試合の詳細や写真、さらには地上波or衛星放送でテレビ中継が見られても、細かい技術論なんかは専門誌でないとなかなか補完できない。そういうところまで知りたいマニアにとって、ゴン格はかなり読み応えのある専門誌だったのではないか。
 また、昨年大晦日に起きた桜庭vs秋山の“ヌルヌル事件”のときは、多くの関係者にインタビューをし、事件を徹底検証。その様子が特集され、桜庭が表紙になったNo.178は記録的な売り上げだったそうだ。そう聞くと、専門誌としての役割がキチッとあることが分かる。ましてやテレビがこんなことをやって格闘技のイメージをガンガン下げているのだから、専門誌にはぜひとも頑張ってほしい。

 その一方で、プロレス専門誌にはどんな役割があるのだろうか? もちろん選手へのインタビューや記者の取材で入手した情報などを読むことになり、その試合に対してより一層思い入れを持ったり、プロレス復興に向けてのアシストだったり問題提起をしていくなど、それなりに役割があるのは分かるが、リスクが大きい週刊誌という形でなくてもいいのではないか?
 昨年末に休刊した『週刊ファイト』も買い取り手が見つかり次第復刊という話だったが、いまだに復刊するという話は聞かない。出版社としてはこの出版不況、プロレス人気低迷の状況の中、スタッフごとすべてを買い取り、週刊誌を出していくというのはかなりハードルの高い話だろう。
 1プロレスファンとしても、1編集者としても、同じ業界内で働く者としても、ゴングの休刊は返す返す残念な話である。だが、これも1つの時代が終わり、新たな時代に突入する象徴なのだろう。始まりがあれば、終わりもあるわけで、ゴングが終わったのなら、また何か新しいものが始まるのかもしれない。ゴングの休刊を惜しみつつも、前向きに新しい“何か”の出現に期待しよう。

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