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›2007年05月04日

米MMA団体に譲渡されることになった(?)マッスルを、鈴木みのるが救った!?

Posted by TEAM-angle at 23:56 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

070504_Muscle-1.jpg 4日、後楽園ホールで行われた『マッスルハウス4』。回を重ねるごとに話題を呼ぶマッスルだが、今回もトンデモないことが起こった!
 文章ではその面白さが伝わりにくいマッスルではあるが、今回のマッスルの中でもチラリと名前が出たナイガイモバイル☆バトルでは、文章と写真を駆使して、可能な限り詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 前回のマッスルでIMGP王座を獲得した大日本の李日韓から、藤岡メガネが王座奪還する試合から幕を開けた今回のマッスル。すると、そこに総合演出の宮本亜門と共にテレビの“やらせ”や“ねつ造”を監視する総務省の五味さんが登場! 五味さんはいま行われた日韓vs藤岡の最後の3カウントが、実際には2秒弱しかなかったことを指摘。これが“ねつ造”に当たるということで、マッスル・ハウスの収録を止めようとする。

070504_Muscle-2.jpg マッスル坂井らが五味さんに詫びを入れたことで、収録中止は免れたが、亜門は今回のハッスルは先日高視聴率を叩き出したアイススケートのフィギュア中継を参考にし、“フィギュアルール”を採用したプロレス、題して『世界フィギュアプロレス選手権2007』を開催することを決定する。
 フィギュアルールとは曲に合わせて優雅にプロレスをやってのけ、審査員が芸術点と技術点を採点し、総合得点で順位を決めるというもの。試合を終えた選手たちは、ステージ上に設置された『Kiss&Cry』で感情を表しながら得点を待つという。
 何だかトンデモない展開となったが、飯伏vsディーノ、Mrマジック&ディーノvs趙雲&ペドロ高石、さらにゴージャス松野&726の相手として、“全日本”という名前が付いている以上、出なくてはならないという社長の命を受けて出場した全日本プロレス代表のNOSAWA論外&菊タローがエントリー。どの選手も曲に合わせて優雅に舞って……いや、技をかけあってみせた。

070504_Muscle-3.jpg しかし、フィギュアルールに不満を爆発させた坂井らが亜門に詰め寄っていくと、何とマッスル初登場となるDDTの高木三四郎社長がスーツ姿で登場! 高木社長は坂井らに対し、「DDTの経営状態は最悪の状況だ。後楽園が入ってもほかがガラガラ。そこで、経営権を譲渡することにした!」と衝撃発言!
 ユニオンをSTYLE-Eに、クルーザーゲームをゲームメーカーに譲渡するという三四郎。そして亜門の口から、マッスルはアメリカの総合格闘技イベント『UCC(アルティメット・コーヒー・チャンピオンシップ)』に譲渡されると告げられた。スクリーンにはUCCのプロモーションVTRも流されたのだが、これがまたいかにも怪しげ。しかし、「いまアメリカではMMAが大人気で、エンターテインメントになっている」と豪語する亜門は、アルティメットという名前が付いているのだからUCCも総合格闘技のイベントなんだとゴリ押し。
 すると三四郎が「UCCのオーナーがマッスルを買い取るのではなく、UCCとマッスルの両方を持つことになるんだぞ」と、どこかで聞いたことのあるような説明をする。さらに三四郎は坂井らに対し、DDTを退社して次はアメリカで大きく羽ばたけと、まるで“自分の子供を嫁に出すような心境”で語った。

070504_Muscle-4.jpg 休憩明け、スクリーンにはS藤D輔氏が制作した『PR○DE.34』の煽りVTRそっくりな、マッスルの煽りVTRが流される。すると亜門が坂井らに対し、「さっきの高木さんの話、やっぱりおかしくないか?」とコソコソ言うと、坂井が最近三四郎はン百万もする時計を買ったことを思い出す。これを聞いた亜門は、三四郎が会社の金を横領していると判断。控え室でご自慢の時計を磨いている三四郎を襲撃することを提案する。
 しかし、この作戦はことごとく失敗。怒った三四郎が試合用コスチュームでリングインし、坂井とランバージャックマッチで対戦することに。マッスル勢が坂井に加勢する中、場内が暗転すると、すっかりお馴染みになった『情熱大陸』のテーマ曲が流れ、試合はスローモーションに。
 最後はマッスル軍が全員スローモーションで三四郎をフォール。明らかにキックアウトできるのに、なぜか三四郎はそのまま3カウントを許す。すると三四郎は「返さなかったんじゃない。返せなかったんだ! マッスルのチームワークに負けたよ。俺はマッスルで武道館に進出すると言った気持ちが、本当かどうか確かめたかったんだ!」と言い、何とDDT買収の話がウソだったことを明かす。

070504_Muscle-5.jpg しかし「ちょっと不安材料が出てきている。それはプロレスラーとしてのマッスル坂井の実績だよ!」と告げた三四郎。坂井を甘やかしてきたことを悔やんだ三四郎だが、坂井はDDTの社風がそうさせたと開き直る。すると三四郎は坂井に対し、「今日はお前が真剣に戦える相手を連れてきた。マッスルの世界観とかが一切通用しない相手だ!」と告げる。
 いまのマッスルの勢いなら乗ってこないレスラーはいないと高をくくっていた坂井だが、場内に鳴り響いたのは『風になれ』! すると、この日は千葉のK-DOJOに出場していた鈴木みのるがまさかの登場! 正真正銘本物の三冠王者の登場に、場内は騒然。ハッキリ言って『ハッスル』に登場するより何倍もインパクトがあったわけだが、坂井はもう今にも泣き出しそうなほどビビってたじろいでいる。
 鈴木は予想通り、坂井を圧倒。場内を暗転させ『情熱大陸』のテーマ曲を流しても、鈴木はやっぱりスローモーションになってくれず、逆に殴られてしまう坂井。すると、坂井は演出スタッフに「プロレスでやらせてください!」と演出にストップをかけると、鈴木に張り手合戦を挑んでいく。
 しかし、健闘空しく張り倒されてしまった坂井。何度も立ち上がっていった坂井だが、最後は鈴木が伝家の宝刀、ゴッチ式パイルを出してマットに沈めた。マッスルの世界に染まることなく、普段と変わらないスタイルで坂井を沈めた鈴木は「おい、マッスルとその周りにいる奴ら。お前らプロレスをナメるんじゃねぇぞ。いい加減な気持ちで俺に触るんじゃねえ! 俺に殺させる気か? 笑い事じゃねぇんだ。ちゃんと命賭けろよ!」と一喝!

070504_Muscle-6.jpg 途端に場内がシーンとなる中、鈴木はおもむろにステージ上のKiss&Cryへ! ドカッと座った鈴木は、坂井に横に座れと指示。すると審査員がトータル266.5点という高得点ををつけ、世界フィギュアプロレス選手権2007は鈴木と坂井が総合優勝となった!
 鈴木は坂井と抱き合って喜ぶと、苦笑いしながら引き上げていった。まさかまさかの大オチに場内が騒然となる中、坂井が「皆さんのお陰で世界選手権を取れました! プロレスラーになってこんな大きなタイトルを取れたのは初めてです。正直、2カ月前に前売りが完売するなんてプレッシャーでしかありませんでした。……もうプロレスラーとかどうでもいいです! もう、こんな目に遭うの嫌だぁ~。明日の名古屋の追加公演も同じことやるんですか?」と号泣しながら訴えたが、三四郎は明日の名古屋も同じことをやることを宣言。
 これを聞いて泣き止んだ坂井は、9月に北沢タウンホールで3日連続(5日~7日)マッスルを開催することを発表し、武道館進出を目指すことを改めて宣言すると、お決まりの「スリー、ツー、ワン、マッスル! マッスル!」のポーズでマッスルハウス4を締めた。
 昼のDDT興行の際、「もしかしたら今日の夜の試合で死ぬかもしれない」と言っていた坂井だが、辛くも生き残った! ……ただし、明日は名古屋でまた同じ目に遭うんだなぁ。ガンバレ☆坂井さん!

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