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›2007年06月14日

ボブ・サップが6・23K-1オランダ大会で、アーツとの“みそぎマッチ”に出場!?

Posted by TEAM-angle at 19:58 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

070614_K1WGP-1.jpg 14日、都内のホテルで『K-1 WORLD GP 2007 INAMSTERDAM』(23日=現地時間、アムステルダム・アリーナ)に関する記者会見が行われた。会見の様子や発表された対戦カードなどは、バトル三昧をご覧ください。
 注目はスーパーファイトに出場するピーター・アーツの対戦相手。当初はすで対戦相手も決まっていたが、ここにきて対戦相手が変更になる可能性が高くなり、この日の会見ではひとまず“未定”と発表された。
 しかし会見中、谷川EPが「アーツの相手はボブ・サップがいいと思い、オファーはしている」と、何と昨年のオランダ大会でホーストと対戦するはずだったが、直前になってボイコットしたボブ・サップを、アーツの相手に考えていることを明かした。K-1との契約解除を求めていたサップだが、一発逆転再びKのマットに上がる可能性が出てきた!
 すでにFEG側の弁護士と、サップの代理人であるマイケル・コネット氏のあいだで話し合いは進み、谷川EP曰く「オランダ大会は話題が盛りだくさんにも関わらず、僕がサップという名前を口にしたということは、非常に(サップが)出る確率が高いということ。ただサップのことなので、最後の最後まで予断は許さないが、今まで(の話し合いは)平行線だったが、ここにきて急速に歩み寄った。話としては90%くらいまでまとまっている」とのこと。

070614_K1WGP-2.jpg 何でもFEGとしてはサップとの契約が残っている以上、今までも何度か試合出場のオファーはしていたようだが、サップがそれに応じることはなかった。また、サップ側(代理人)からも連絡自体は何度かあったという。しかし、和解に至るところまで歩み寄ることはなかった。
 ところが、先日の『Dynamit!! USA』でチェ・ホンマンの出場が難しいという話が出た際、谷川EP曰く「僕らが弱っていると思ったのか、レスナーの相手がいないと思ったのか(苦笑)」、サップ側から出てもいいよ的な話が来たという。谷川EPはサップを出すつもりはあまりなく、あくまでもホンマンが出られるようにしていたそうだが、とにもかくにもその話を機に両陣営の話し合いが急速に進んだそうだ。
 
 昨年サップと代理人が外国人記者クラブで会見を行った時点で、FEGはサップを訴えているが(裁判はまだ行われていない)、谷川EPは「(サップが試合に)出てくれば和解ですね。ただ、出てきてもめちゃくちゃに反則をするかもしれない。そうなったら和解も何もない。向こうは今でも(FEGを)ボロクソに言っていると思うが、どちらに非があるかは裁判で正しい判断が下されるはず。(だから)向こうは和解したいと思うでしょ。こちらが訴えている内容を考えて、彼が『悪いのはK-1だ!』というふうに思えないと、僕は思いますけどね」と語った。
 つまりは、この試合が成立した時点でFEGとサップは和解となるが、サップのことなので当日試合をやってみるまで分からない部分が多い。土壇場でご破算になる可能性もある。そういうことを避けるために、現在FEG側の弁護士とサップの代理人のあいだで、細かいツメの部分まで決めておこうというわけだ。
 谷川EPが「まだ契約は残っているが、決着をつけるにはいい機会」と語るように、K-1のイメージダウンにもつながったサップのボイコット事件に対し、オランダ大会&フジテレビによる中継という同じ環境で、被害者でもあるアーツと“みそぎマッチ”を行うというのは、いい“落としどころ”に思える。約1年に渡って争われてきたが、この先裁判で争ってどんどん長期化してもメリットはあまりない。それならここらで決着したほがいい、というのは両陣営に共通した見解なのかもしれない。
 なお、和解ができるようになれば、サップには契約書にサインをして日本に来て会見を開き、キチンと報告することになるという。最後に谷川EPは「我々のわがままも含めてやっぱりキチンと決着をつけたいなという気持ちは僕にもあります。オランダで始まったことなんで、オランダで決着つけたい。ミスターK-1がお相手しますから」と語った。

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