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›2007年06月18日

新日本に起きたイタリア革命。ミラノがスーパーJrを制し、G1参戦を宣言!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 17日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr. XIV~Power Of Mind~』。開幕戦のとき同様、全試合の詳細はバトル三昧でお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 今年のリーグ戦は、常連のライガーや金本を差し置いて、ようやく井上や田口といった新日本ジュニアに新世代が台頭! 現IWGPジュニア王者の稔は、何とか準決勝まで食らいついたが、肩を負傷していることもあって井上に敗退。その一方で次々に大物食いをやってのけた田口を下したのが、ダークホースのミラノ。
 ケガでの欠場や金本たのタッグで目立った実績が残せていない井上にとっては、ここは是が非にでも取っておきたいところ。一方のミラノもドラゲー退団後は世界のプロレスを転戦し、ようやく辿り着いたのが世界最高峰と言われる新日本ジュニア戦線。外様に厳しい新日本マットで、フリーとして参戦しわずか10カ月でここまで来ただけでも快挙である。

 試合はミラノが優勢に進めていきながらも、要所要所で井上が気合いで切り返していく展開。終盤、井上がスタガリンブローを狙うと、何とミラノは井上の得意技であうトライアングル・ランサーで切り返す。だが、井上もミラノの新技バックドロップ・クラッチ改め、ヴィクトリアミラネーゼとマトリックスディフェンスを続けざまに攻略すると、雪崩式スタガリンブロー!
 だが、これをキックアウトしたミラノは欠場している蝶野のシャイニングヤクザキックを彷彿させるグランド・ハウスキック! さらに今度こそヴィクトリアミラネーゼを決めるが、これもカウントは2! ここで井上がついに必殺のトライアングル・ランサーを決める。ポジションがロープに近く、すぐにミラノが脱出するかと思いきや、リング中央まで引っ張ってきた井上は渾身の力で絞め上げる。
 勝負あったかと思われた瞬間、何とミラノは大きく仰け反った井上の脇の下から、うまく足をかけると回転エビ固めで切り返してピンチから脱出! これが勝負の分かれ目となり、ミラノがグランド・ハウスキックからのヴィクトリアミラネーゼを決めて3カウント! 何と初出場にして、初優勝という快挙を成し遂げた。リング上でマイクを向けられたミラノは、思わず昨年稔が優勝したときに叫んだ言葉を引用して「みんな、イタリア革命について来いっ!」と叫んだ。

 試合後、記者に囲まれたミラノは「去年はこの先自分がどうなるか分からない状態で、アメリカで雑誌見ていたら(スーパージュニアの記事があって)日本ではこんな盛んなリーグ戦をやっているんだなって、人ごとでしたね。まさか1年後に自分がそこの頂点に立っているとは思いもしなかったですね。もしかしたら、あのとき雑誌を眺めていたのが運命のはじまりだったかもしれないですね。
 日本でこのままいても成長できなだろうなと思って、思い切って(ドラゲーを)辞めて、それでアメリカに行って。その中で最初WRESTLE LANDに声をかけてもらって。で、蝶野さんを紹介してもらって、蝶野さんについて行くカタチで(新日本本戦に)入っていって。最初はヘビーと当たってたけど、新日本ジュニアにも触れられるときに触れておきたいなと思って、そこからジュニアに参戦して。
 それで今回、リーグ戦で結果残せて。結果残せたからこそ言えるんですけど、次はG1(クライマックス)! 僕は基本的にジュニアもヘビーも関係ないって思ってますから。でも、こっちは『ヘビーでやる』とか『ジュニアでやる』とか言わないと、マッチメーク的に確立されているんで。ジュニアでも体の大きさの差はあるけど、内容では劣っているとは全然思わないんで。だからヘビーに上がるから、ジュニアを捨てるとか、そういう気はないですね。そういう線引きをなくすのも(イタリア革命で)やりたいですね。俺が言うのも何だけど、難しいと思っているけど、やらないと始まらないし。
 もうジュニアだからとか、インディー上がりとか言わせねぇぞ! 力だけがプロレスじゃないから。過酷なリーグ戦だったけど、俺はここでやらないと、いつポイ捨てされてもしょうがないから。本当に結果を残すしか前に進めないから。まだまだだよ……。そういえば、棚橋はどこ行ったんだよ? ベッドの上で見ているのか? 早くリングに戻ってこい! G1では棚橋弘至、戻って来いよな! あとは蝶野さん、胸を貸してください! 拾われて来ましたけど、10カ月でここまで来ましたよ、蝶野さん」と、ニュージャパンドリームをつかむまでの道のりを振り返った。
 運命に導かれるように新日本に参戦してきたミラノ。そのミラノが過去、維新革命や飛龍革命が起こった新日本マットで掲げたのが“イタリア革命”。第1弾のスーパージュニア制覇に成功したミラノは、何と第2弾として新日本夏の祭典であるG1クライマックスへの出場をブチ上げた!

 また、セミファイナルでIWGPヘビー級タイトルマッチの前哨戦として行われた永田&中西vs真壁&矢野。真壁がセコンドの石井や本間まで使って、徹底的に永田を追い込んでいくことにキレた永田が、“キラー”をちょっとだけ解禁して腕固めへ!
 真壁もイス攻撃で対抗し、両者が激しい場外戦を展開している間に、中西が矢野をヘラクレスカッターで沈めたのだが、何と矢野と石井が捕らえた永田に対し、真壁はハサミで永田の髪の毛を切るという暴挙に! 結構バッサリいかれた永田は大激怒! 両者のIWGP戦は、予想以上に激しい一戦になるのは間違いなさそうだ。

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