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›2007年06月21日

嵐が無我で復帰し、今後は本名で出直しを宣言。吉江は川田と大熱戦!

Posted by TEAM-angle at 23:47 / Category: 【プ】DRADITION(無我ワールド) / 0 TrackBack

070621_Muga-1.jpg 21日、後楽園ホールで行われた無我ワールドプロレス『無我2007 M-TIME』。全試合の詳細はナイガイモバイル☆バトルでお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 注目されたのは大麻不法所持により、所属していた全日本プロレスはもちろん、プロレス界から追放されていた嵐。一度は藤波から無我での復帰に「No」と言われたが、西村が一人手を差し伸べ、この日嵐のやる気を確かめるべく、第0試合で自ら対戦することになった。
 第0試合ということで入場テーマもなくリングインした嵐だが、すでに涙がこぼれそうな表情。そんな嵐に対し、試合開始早々「「よし、来~い!」と相手を鼓舞するように叫んだ西村は、エルボーやコブラで追い込んでいったが、嵐も気合いの入った表情でラリアットやニールキックを放っていく。
 約1年実戦から遠ざかっていた嵐は4分弱で敗れたが、試合後に「プロレスに関わるすべての人と、プロレスファンの皆さん、本当に申し訳ありませんでした」と叫んで四方の観客に向かって土下座。続いて嵐というリングネームを当分封印し、本名の高木功として練習生の気持ちでイチからやり直すことを誓うと、観客からは「頑張れよ!」「厳しいぞ!」といった叱咤激励と共に暖かい拍手が送られた。

070621_Muga-2.jpg さらにメインで藤波が国内3500試合出場記念試合と銘打ったTAKAみちのくとのシングルマッチを終えると、無我マット恒例となった全選手がリングインして記念撮影を行うことに。すると藤波は嵐改め高木のそばに寄っていき、リング下に降りるように指示。
 そして記念撮影を終えた藤波は「今日、試合の取り組みに入っていませんで、第0試合ということで試合をした嵐選手。一度は私はNoという答えを出しました。これは厳しいようですが、彼が許されない過ちを犯したからです。僕のブログにも皆さんの厳しい気持ちが書き込まれていました。それは皆さんが無我を思ってのことだと思います。しかし横にいる西村君が『もう1回嵐にチャンスを与えてくれませんか』と言いました。もちろん、無責任に西村だけに押しつける気はありません。西村の後ろには私が責任を持っています。あの事件から初めてこういう興行の場に出たわけですから、彼も勇気がいることだったでしょう。今日は敢えて最後のリングに上げていません。それは今日が終わったからって安心するなよという意味です。これからも彼がカムバックできるように、応援してあげてください!」とマイクアピールすると、再び観客から「いまの言葉を忘れるなよ!」といった激励の言葉が高木に飛んだ。
 リングを降りる際、藤波は高木と握手を交わしてポンと肩を叩くと、頭を下げる高木に場内から大きな拍手が。高木は感極まった表情で観客に向かって一礼をして控え室に引き上げていった。高木は無我への継続参戦を希望したが、藤波は「無我の戦力として(リングに)上げたわけではない。今回厳しい世間の洗礼を受けるでしょう。もう1回世間の信用を回復して、そうすればリングは近づいてくる」と、これを機に継続参戦を許したわけではない様子だった。

070621_Muga-3.jpg そのほかの試合では、新日本時代から藤波派と思われていたAKIRAが無我に初参戦。あえて本名の野上彰として参戦した野上は、後藤とタッグを組んで西村&竹村と激しい試合を展開した。
 そして吉江vs川田という注目のシングル初対決が実現。現在105kgまで絞っている川田に対し、吉江は堂々の160kg。それだけに吉江は最大の武器である体とパワーを存分に活かし、川田を圧倒していく。劣勢に立たされた川田は場外で吉江のウイークポイントである左膝を破壊。もんどり打ちながら苦しむ吉江に対し、容赦ないローキックを打ち込んでいく川田だが、吉江も鬼の形相で踏ん張ってみせる。
 足を引きずりながらもコーナーに登っていく吉江を川田が追いかけていくが、裏拳ではたき落とした吉江はダイビング・テーズドロップ。さらに川田のストレッチプラムも体を揺さぶって払いのけた吉江は、ジャンピングハイからのパワーボムという川田の必殺フルコースもカウント2で返す。場内が大盛り上がりの中、川田は奥の手のランニングローを吉江の顔面に叩き込んで、ようやく3カウント!
 試合後、吉江の健闘を称えて手を差し伸べた川田だったが、吉江はその手を拒否して自力で立ち上がった。無我戦士になってからの吉江にとっては、文句なしのベストバウトだった。

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