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›2007年06月26日

さようならペガサス・キッド、ワイルド・ペガサス……。クリス・ベノワさんが死去

Posted by JS at 13:20 / Category: 【プ】プロレス全般 / 0 TrackBack

 週刊プロレスmobileによると、WWEのクリス・ベノワさんが25日(現地時間)にジョージア州の自宅で妻と息子と共に遺体で発見されたとのこと。享年40歳。自殺と殺人、どちらの可能性もあるようだが、現時点で詳細は不明(その後、ベノワさんによる無理心中だったと警察が発表)。
 ベノワさんといえば、デビュー直後から新日本プロレスに留学。マスクマン、ペガサス・キッドとしてジュニア戦線で活躍し、ライガーらと名勝負を繰り広げた。素顔になってからはワイルド・ペガサスとリングネームを改め、1994年に行われた第1回ジュニアヘビー級オールスター戦『SUPER J-CUP』で優勝。新日本のジュニアが「世界最高峰レベル」と呼ばれる礎を築いた一人である。
 その後、アメリカに渡りWCWでの活躍を経て、WWEに移籍。キャラクターが重視されるWWEマットの中で、日本仕込みの“しっかりとしたレスリング”をベースに活躍。新日本の留学生レスラーだったベノワさんが、WWEの祭典『レッスルマニア20』のメインイベントで世界ヘビー級王座を獲得したときは、日本のファンも感動したものだ。また、盟友・故エディ・ゲレロさんとの友情物語は日本でもお馴染みだったし、WWEの頂点に立ちながらも「また日本でライガーと対戦したい」と語り、日本のファンを喜ばせた。
 ベノワさんの得意技であるクリップラー・クロスフェースを使用している選手も多いが、そもそもこの技は現IWGPヘビー級王者の永田裕志が、WCW遠征時に道場でのベノワさんとの練習で完成させた技。そしてお互いに永田は「ナガタロック2」として、ベノワさんは「クロスフェース」として使用し、数々の名場面を作ってきた。
 いつかまた日本に来てライガーや金本らと対戦してほしかったし、永田とのナガタロック2とクロスフェースの共演も見せて欲しかった(新日本創立35周年を記念して、両者が対戦するという噂もあった)。ベノワさんは日本のプロレス史においても絶対に外せない名選手だ。さようなら、ペガサス・キッド。さようなら、ワイルド・ペガサス。クリス・ベノワさんとご家族のご冥福をお祈りします。

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