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›2007年06月26日

FEGが協栄ワールドとの提携を発表! 人材発掘に加え、一気にロシア進出へ

Posted by TEAM-angle at 15:19 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

070626_FEG-1.jpg 26日、都内某所でボクシングの協栄ワールドと、K-1やHERO'Sを主催するFEGが提携したことが発表された。会見には協栄ワールドの代表を務める協栄ジム金平会長、FEGの谷川代表に加えて、元WBAライト級王者のオルズベック・ナザロフ氏と、元WBCフライ級王者のユーリ・アルバチャコフ氏も出席。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 FEGと協栄が提携したことで、亀田兄弟をはじめとする現役ボクサーがK-1のリングに上がることになったかというと、そうではない。現役ボクサーがほかの格闘技のリングに上がることは、JBC(日本ボクシングコミッション)で禁止されている。
 今回の提携は、まずナザロフ氏が協栄キルギスタン支部、ユーリ氏が協栄ロシア支部を設立することなり、それぞれボクサーを育成することになったわけだが、海外では日本ほどボクシング、キック、MMAを明確に分けて考えていないという。そこで人材発掘をしようとした際、ボクシングしか道がないより、キックもMMAも日本で試合ができるようなパイプを持っているところのほうが有利なのだそうだ。そこで協栄としてはボクシングは自分のところでやるが、キックやMMAに関しては昔から交流のあるFEGさんにご紹介しましょうということになり、協栄ジムの海外ボクサー招聘部門である「協栄ワールド」とFEGの提携を発表したわけだ。

070626_FEG-2.jpg 選手を紹介するだけなら公に発表しなくてもいい気もするが、後々「裏で金平会長が糸を引いている」と言われるのは心外ということで、金平会長自身も“立会人”として会見に出席し、「昨日、JBCにユーリ、ナザロフ両氏のマネジャーやセコンドなどのライセンス申請を、協栄ジムとしては求めないという誓約書を提出した。あと協栄ジムとして、FEGさんが行う興行には一切タッチしません。協栄ジムの関係者がリングに上がったり、セコンドにつくようなことはありません」と明確な線引きができていることを説明した。
 谷川代表は「いま、ロシアは経済的に発展していて、アメリカ以上に格闘技が盛んになっている。ロシアは人材の宝庫。ヒョードルやハリトーノフのような化け物みたいなファイターが、まだまだいると思う。金平会長と私に共通しているのは、格闘技界を面白くしようということ」と語り、秋~冬には現在日本と中国で行っているトライアウトを、韓国と同時に開催する予定とのこと。
 さらに、今までロシアは「興行を打つところではなく、人材を発掘するところ」だったが、ボードックやM-1を見ても分かるように、格闘技イベントも十分できるようになった。しかし、ロシアはいろいろな派閥に分かれいて、今までFEGはどこのルートにしようと決めかねていたらしい。ところが今回の提携で、ロシアでは多大な影響力を持つユーリ氏、さらにキルギス共和国の首都ビショケクでは体育・スポーツ・観光委員会の委員長代行も務めるナザロフ氏という太いパイプができたことになる。
 すでに両氏からは「怪物級の選手を送り込んでもいいのか?」という何とも頼もしいことを言われたという谷川代表は、「M-1をやっているレッドデビルとも、向こうでは活動しているリングス(ロシアン・トップチーム)とも前田(日明)さんを通じて交流はできるので、キチンと準備して来年か再来年には(K-1 WORLD GPの)ロシアGPを開催したい」と今後の展望を語った。

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